以下の内容は誹謗中傷にあたりますか?また、相手への謝罪は事前にしたほうがよいですか?
約3ヶ月前から、掲示板サイトにて誹謗中傷ともとられかねない投稿をしています。
内容は、「前々からAはBの行く先々にいることが多いが、監視員か何かか?」という投稿に対し、「ネットストーカーに近い行為だよね。Bは大丈夫か?」と返信をする。
上記やAの普段の行動や過去の発言を踏まえ「ネトストに近い行為をしたり、女性絡みになるとテンション上がるとか典型的なオタクでキツイそのくせプライド高いのもキツイ」と投稿する。
また「Aは過去に何度もCから改善するよう求められたことに対して、 言い訳をして改善しない、イライラした態度で注意する」という投稿に「Aは面倒臭がりかつメンタルのコントロールもできない人なんだね」と返信したりなどです。
当時は事実に基づいた批判として書いていましたが、振り返ると人格否定にも繋がる言葉であり、傷つける内容にあたると感じて反省しています。上記のような意見も誹謗中傷にあたると判断してよろしいでしょうか?
また、Aの所属企業に誹謗中傷の可能性がある投稿をしたことを謝罪しようと思っていますが、弁護士の方からすると、自身で問題を大きくすることはしないほうがよいですか?また、企業へ謝罪する際、掲示板サイトへは削除申請をしておりますが、一向に削除されず残り続けていることも謝罪するべきでしょうか?
誹謗中傷に当たる可能性はあるでしょう。特にネトストに近い行為をした、というのは事実を示した上で社会的評価を下げるものと評価される可能性があるかと思われます。
謝罪等については、相手が発信者情報開示を行う動きがあるのであれば、先んじて行った方が結果的に和解がしやすいという点はあるかと思われますが、和解金の支払いを求められたりするケースが多いため、相手が元々発信者情報開示を行うつもりもなかった場合には、払う必要がなかった金銭の支払いを伴う結果となるでしょう。
謝罪を行う場合には、削除申請を行ったが消えなかったことについては伝えて良いかと思われます。
「ネットストーカーに近い行為だよね。Bは大丈夫か?」、「Aは面倒臭がりかつメンタルのコントロールもできない人なんだね」
→こちらの内容で権利侵害があると考えるのは難しいでしょう。
「ネトストに近い行為をしたり、女性絡みになるとテンション上がるとか典型的なオタクでキツイそのくせプライド高いのもキツイ」
→権利侵害がないとは言い切れず、開示される可能性はゼロではないでしょう。
また、Aの所属企業に誹謗中傷の可能性がある投稿をしたことを謝罪しようと思っていますが、弁護士の方からすると、自身で問題を大きくすることはしないほうがよいですか?
→仮に相談者様の実名を出すのであれば、相手方に対して相談者様の情報を与えることとなるため、慎重に判断すべきでしょう。実名ではないなら、相談者様の判断次第となるでしょう。
また、企業へ謝罪する際、掲示板サイトへは削除申請をしておりますが、一向に削除されず残り続けていることも謝罪するべきでしょうか?
→仮に謝罪をするのであれば、その旨もお伝えするべきでしょう。
お二人ともありがとうございます。
Vtuber企業なので、誹謗中傷には熱心に取り組んでいらっしゃいます。こちらから謝罪しようと思います