私の調停離婚条件は弁護士からみて難易度は低いか教えて頂きたいです

旦那からのDVで2歳の子供連れて一年別居中
婚姻費用と面会交流調停は終わっています
相手方は復縁する気はなく私が離婚調停起こすと思ってるらしいです

・親権私
・財産分与なし(私の方があいてより50万多く持ってる)
・慰謝料代わりに今までの児童手当お祝い金約100万私に
・養育費未就学児いて無職なので年収0で計算の算定表通り

今の弁護士先生から変えるか迷っています
他の弁護士先生に相談に行ったら
私の希望する条件の難易度低中高
どのぐらいと感じられるでしょうか

離婚の方法には、主に、①協議離婚(当事者間の合意に基づく離婚届の提出で成立)、②調停離婚(家庭裁判所の調停という手続によって成立)、③裁判離婚(裁判手続によって成立)という方法があります。
 夫婦間で合意が成立しない場合、①協議離婚は成立せず、離婚を希望する側は、②家庭裁判所に離婚調停を申し立てる必要があります(調停前置主義と言って、裁判の前に調停を先行させる必要があります)。
 調停という手続きは、ざっくり言えば、裁判所という場所での話し合いのため、相手が応じてくれないと、調停で物事は決まりません。あなたのケースでは、ご主人側が、そもそも、離婚すること自体に応じないというこたであれば、離婚調停は不成立となります。
 離婚調停が不成立となった場合には、それでも離婚を望む側は、③離婚訴訟を提起し、法定の離婚事由を立証する必要があります。
 あなたのケースでは、別居期間が1年程度とのことなので、「婚姻を継続し難い重大な事由がある」と言うには、別居期間が足りないと裁判所に判断される可能性があり、直ちに離婚訴訟に打って出るかは要検討かと思われます。
 親権はお子さんの監護実績があり、現在も一緒に生活しているあなたに認められる可能性が高いと思います。
 養育費については、2才というお子さんの年齢から一定期間は収入ゼロで算定してもらえる可能性があるかもしれませんが、離婚訴訟となれば、潜在的稼働能力に基づき、あなた側にもいくらかの収入があると認定される可能性はあるでしょう。
 財産分与については、離婚訴訟となると、夫側が厳密に1/2の分与を求めてくる可能性があり、分与をする必要が出てくるかもしれません。
 慰謝料については、離婚訴訟となると、DV等の慰謝料発生原因を証拠により立証することが求められるため、証拠による立証が可能かを検討する必要があるでしょう。
 このように、あなたのケースは、離婚訴訟に出るリスクもある悩ましいご事案のため、離婚調停で離婚条件について柔軟に話し合いを行った方がよい可能性もあります。
 いずれにしても、ご依頼中の弁護士の方とよく話し合い、方針をお決めいただくのが望ましいように思います(弁護士を変えれば、リスクがゼロになるような案件ではないように思います)。

清水先生詳しく回答ありがとうございます。
そんなに簡単な事案ではないのですね…
現在の弁護士に特に方針も聞かれず契約を迫られてます。
どのタイミングで方針をお伝えするものなのでしょうか?
契約してからでしょうか?
成功報酬の経済的利益の詳細や様々な細かい費用も契約前に教えてくれるものでしょうか?

契約前に、大まかな方針の説明を求めてみてはいかがでしょうか。契約を締結してから、思っていたのと方針が違った等のミスマッチが起こるのは望ましくありません(契約締結後に依頼者の都合で解約する場合には、着手金が全額返還されないことも多いかと思います)。

相手のあることであり、実際に手続きを尽くしてみなければ、成功報酬が実際に幾らになるかまではわかりませんが、成功報酬を算定する際の経済的利益の考え方については契約締結前に説明可能な事項だど思われます。

また、着手金•報酬金以外に何にお金がかかるかについては、実費、日当などがあるかと思いますが、契約前に説明を求めてもよろしい事項かと思います。

これから契約を締結する場面なのであれば、
焦る必要はないので、他の弁護士にも相談してみて、あなたが重視する点(方針が合う、費用などの説明がしっかりしている、レスポンスが早い等)をみたす弁護士にご依頼になられればよろしいかと思います。