うつ?婚姻費用は支払われない?

出産入院中に旦那が出ていき、
1週間後弁護士から離婚したいとの手紙が届きました。

原因は、
出産予定日前日(子宮口か5センチ以上開いている)に旦那が会社の人たちと昼ごはんを食べに行き、一緒に食べた上司が、ご飯を食べた後すぐに発熱。
連絡もなしに帰ってきてマスク無しで話しかけられました。
こちらの実家で1階に2人で住んでいました。
報告があればすぐ隔離し、会わないようにできる状況でした。

初めての出産で、怖すぎ、不安すぎでした。

なのに報連相がなってなく、
喧嘩になりました。

その際、帝王切開のお金が誰がだすという話になり、
貯金がない事が判明しました。

一緒に住む際、家賃光熱費食費はいらないから、早く出て行けるように貯めようと約束していたのにも関わらず。

自覚がないと思った私は、出ていってくださいと言ってしましました。

後日、旦那がコロナの陽性になり、ホテル療養になりました。

その2日後わたしは、コロナにならずに出産しました。

私が入院中に退院の日迎えに来てと伝えると、迎えに来てくれるといいましたが、
退院の前日実家に旦那がかえりました。

産後まもなく精神的にも不安定だったため、
病室まで変えてもらい、電話をしたいと言ったところ、何も話せないと言われました。

その一週間後、離婚したいとの手紙が届きました。

モラハラと言いたいみたいです。
喧嘩になる際は全部旦那が約束を破ったことに対して、わたしが怒っているだけです。
例えば、臨月に入ったから、飲みに行ってもいいけど日付が変わる前に帰ってきてと約束したのですが、3回ほど破ったこと(臨月前は特に約束はしていないし、喧嘩も飲み会に関してはしてきません。)
自分からタバコとパチンコ辞めるといったのに、こっそりしていたことです。

産後すぐに、このことがあり、
ストレスで何も食べられず、
母乳もすぐでなくなるくらいズタボロでした。

相手は養育費は算定表どおり、で慰謝料も払う気はありません。

その後、相手は会社を辞めました。
相手が子供の保険証は俺の扶養で、と主張してきたことと、相手と私は同じ会社だったため、相手が扶養するしかなかったのですが、
私に何も連絡もなく退職したため、娘の使えない保険証を私が持っていたことが判明しました。

結局は、相手弁に5回ほど連絡し、やっとこちらの扶養に入れることができました。

婚姻費請求についても、相手弁から1回目の手紙の返信にて請求済みですが、
なにももらえてません。

その後、相手から離婚調停を申し立てられました。

そして、今1回目の調停が終わり、調停委員さんからも婚姻費に言ってもらい、
産休育休手当の資料を請求されたため、相手弁に送りましたが、
退職理由の資料を集めているから待ってくれと言われました。

その後知ったのは、相手はうつ病だったため、休職し、転職したとのことでした。
診断書があったものの、うつ病診断は別居2日後でした。うつ病は2週間続くと診断されるそうですが、2週間前は私との喧嘩もなく、1人でパチンコサウナなどとてもじゃないけどうつ病には見えません。
鬱になった原因はわたしが、診断書の1週間前ほどに、上記にもありますが、出て行ってくださいと発言したことだといっています。

相手がコロナになり、1週間以上顔を合わせてないのに、私が鬱病にしたというのはおかしいと思っています。

辻褄が合いません。
そして、婚姻は請求をし、払うという前から鬱診断を受けているのにも関わらず、提出してきませんでした。

離婚調停が始まっても、提出してこない。
婚姻費調停を、申し立てた後に出してきました。
収入がなかったため、今まで請求してきたものは払いませんと主張してきています。

傷病手当などがあったはずですが。

あと、今もうつ病のため、稼働能力が低下しているから、転職先の初任給での計算で婚姻費を計算してきています。

うつ病を隠して入社している場合、
稼働能力の低下は認められるのでしょうか。
月収は前の会社よりも上がっています。
残業もしていて、全日出勤しています。

あと、入社前(うつ病期間)に友達の結婚式に出ていたみたいで、写真が誰よりもふざけて写っている写真や、前の職場の同期を飲み会に誘っているLINEがあります。

質問です。
うつ病が認められ、請求していたものはもらえないのでしょうか。

また、前職場よりも月収が上がっていますが、稼働能力低下になるのでしょうか。

何を主張すれば、
請求していた分をもらえるのか、
前の職場での年収で計算してくれるのか
教えていただきたいです。

あと、婚姻費用が決まった場合、養育費は必ずしも婚姻費以下になりますか?

養育費はいくらでないと離婚できませんというのはできますか?

まず離婚したいかどうかというところからになりますが、仮に離婚したくないという前提でお応えしますと、

①離婚は双方の合意がなければ、裁判するしかなく、不倫等の明確な理由がない限り離婚は認められないので、相手から離婚裁判を起こされたからといって焦る必要はありません。

②婚姻費用は現実の収入をもとに夫婦双方の生活水準を平等にするための制度なので、未払の婚姻費用で転職前のものは前職の年収を前提に計算し、転職後の未払婚姻費用や将来の婚姻費用は新しい職場での収入を前提に計算します。

③うつ病については、そもそも本当に診断があるのかというところも疑問ですが、うつ病による稼働能力低下は、実際に時短勤務や欠勤など低下の兆候が見られなければ考慮せずに計算を行うことになるでしょう。
 婚姻費用についても調停を起こすことができますが、折り合いが付かなければ審判といって裁判官が婚姻費用を強制的に決める手続きに移行し、上記のような判断が下されます。
 余談ですが、調停審判で請求できる未払婚姻費用は調停を申し立てた月の分からだけなので、まだ申し立てていないなら早急に申し立てて下さい。

④婚姻費用はあなたとお子さん二人の生活を支えるためのお金ですが、養育費は純粋にお子さんの生活のためだけに使うことを想定されたお金なので、一般的に収入などの条件が変わらない限り養育費は婚姻費用より低くなります。

⑤養育費の金額を離婚の条件として突きつけることはできますが、相手がのむ可能性は一般的には低く、また、養育費も双方の収入をもとに計算するので、あとから減額裁判をおこされるリスクがあります。
離婚を前提にお金を要求するならモラハラ等を原因とした慰謝料や解決金として請求するのが無難です。