SNS上の言い争いにおいて、開示請求の可能性と同定可能性について教えてください

SNS(X)上での言い争いについて、相手方から法的措置を取ると言われており困っております。
開示請求が通る可能性が高いかどうかについて、ご教示のほどお願いします。
経緯とやりとりの概要は以下のとおりです。

・経緯
X上の私の投稿に対して、相手が絡んできたため言い争いになった。
・やりとりの概要
相手「あなた(私)の投稿内容は法律違反。法律を勉強しろ」
私「違反していないし、そもそも違法かどうか判断するのはあなたではない。法律も読めないとはレベルが低い」
相手「いや、法律違反だ。逮捕されたら名前や職場もバレて大変なことになるぞ」
私「そうやって決めつけるて他人を犯罪者扱いするのはよくない。裁判沙汰になることもある」
相手「それは脅迫だ」
私「私が訴えるとは言ってない。読解力が低いですね」
相手「脅迫と侮辱について弁護士に相談し、開示請求を行い、訴えてやる」
私「大変残念です」

備考として、相手方のアカウント名はペンネームか本名かは判別できませんが人名で、Googleで検索すると執筆した本が出てきました。
同定可能性が認められますでしょうか。

以上、申し訳ありませんが質問させていただきます。
よろしくお願いいたします。

同定可能性に関して、本件はどちらかといえば名誉権侵害ではなく名誉感情侵害であるので、厳密には同定可能性ではなく「対象者性」という表現となり、執筆した本が出てきたことや、相手方に直接返信をしていることからすれば、対象者性は認められる可能性が高いでしょう。もっとも、やり取りの内容からして、名誉感情侵害に至っているとは直ちにはいえず、開示が認められない可能性が高いように思います。

回答いただきありがとうございます。
少し安心しました。

最終的には直接弁護士の方に相談する必要があることを承知でお伺いしてしまうのですが、発信者情報開示に係る意見照会書がプロバイダーから送付されたら、拒否すれば開示されない可能性が高いという理解でよろしいのでしょうか?

発信者情報開示に係る意見照会書がプロバイダーから送付されたら、拒否すれば開示されない可能性が高いという理解でよろしいのでしょうか?

→あくまで記載されたやり取りが原文ママなのであれば、そういった理解でよろしいかと存じます。ただ、意見照会書が来たら弁護士に直接ご相談になることを強くお勧めいたします。

承知しました。
届いた際には、必ず弁護士に相談するようにいたします。
ご多用中のところ、誠にありがとうございました。