アパートの居住者に関する法的問題と退去手続きについて

先月亡くなった夫が昨年4月に購入したアパート(私が相続予定)の居住者への対応で困っています。

居住者「Aさんの娘(50代)」とされる人物に退去していただきたいのです。

-とされる人物と表したのは、亡き夫を含め接触を試みた他人は誰一人 居住者本人に直接会うことも、電話で話すことすらできず、「Aさんの娘」である確証がいまだにないからです。

アパートの前オーナーが個人でAさん(70代)と書面で賃貸借契約をしていましたが、契約期間が新規時契約は平成19年11月20日から平成21年11月30日、更新時契約は平成21年12月1日から平成23年11月30日のものしかありません。

一室2名可の賃貸借契約の物件なので、入居者名簿にはAさんと「Aさんの娘」とありますが、Aさんは他県にある自宅に住んでいて、「Aさんの娘」の一人暮らしのようです。(本当に一人なのか確認できていません)

オーナーチェンジで亡き夫はアパート購入しましたが、Aさんとは書面で賃貸借契約をしていません。家賃はAさんが亡き夫の個人口座に直接振り込んできていました。

他の居室は居住者本人と管理会社で賃貸借契約をしてもらっています。
夫の死去にあたり、他の居住者と同様に「Aさんの娘」に賃貸借契約をしてもらうべく、Aさんと電話で話したところ「娘は他人と会う/話すのがとても難しい」とのことで、管理会社と「Aさんの娘」が直接契約を結ぶことは無理であり、またその性質ゆえ仕事をしていないので支払能力がないと言われました。

今現在、Aさんの家賃滞納も、周りの住民から「Aさんの娘」へのクレームもありませんが、私から見ればまったく得体のしれない信頼のおけない人に住まわれているのは不安でしかありません。
家賃さえ払ってもらえばいいという問題ではないのです。

居室内の確認や管理がまったくできていないこと、居住者本人の確認ができないこと、たとえ居住者本人が「Aさんの娘」であってもAさんに万が一のことがあれば家賃滞納されるであろうことに加え、他人と会う/話すことが難しい方とは交渉すらできないと予想されることなどの懸念事項を解消したく、法的に問題なく退去していただくにはどうすればいいのでしょうか?

Aさんに会って、借りた経緯や娘さんの状況を聞き出すといいでしょう。
また、Aさんが万が一のため、相続人を調査する必要から、戸籍謄本の
提出を依頼するといいでしょう。(参考)