少年事件の家庭裁判所からの呼び出しについて

7月半ば頃、高校生の息子が、友人が使わなくなって安く売ってもらった自転車に乗っているところを警察に補導され、盗難車であったことがわかりました。その後警察で事情聴取を受けたのですが、友人の名前を出すと迷惑がかかると思い、駅で自分の自転車が盗まれてしまったから、そこに鍵がかかってない自転車があったので乗ってしまった。と説明し本当のことを最後まで言わなかったため、自転車盗難ではなく、遺失物横領になったと思います。その後警察に一度呼び出しを受け、指紋の採取などあり、本日家庭裁判所から呼び出しの封書が届きました。呼び出しの日程は学校のある平日の昼間です。今のところこれまでの経緯は学校には連絡がいっていません。
今後どうすればいいでしょうか?

学校に連絡が行くと退学になってしまうと思います。それは避けたいです。

裁判所もむやみに学校に連絡したりしないように思われますが、ご心配であれば、お住まいの地域等の弁護士に相談•依頼し、付添人として息子さんの利益を擁護する活動をしてもらうことが考えられます。

なお、学校側の退学処分の権限も無制限ではなく、今回の件で、学校側が仮に退学処分とした場合でも、少年側の非行の内容•程度に比して処分が重すぎる等を理由に、学校側は裁量権を逸脱している、退学処分は無効と判断される可能性が十分にあります(現に、少年の非行事件等を理由とする退学処分が無効とされた裁判例もあります)。

心配なさり過ぎずに、息子さんのために親御さんとして対応してあげてください。

ありがとうございます。学校の件は少し安心しました。
当日は、本当は息子が遺失物横領もしていないということを主張しても仕方ないですよね?
警察に供述した内容に合わせて話をして、兎に角反省しているということを伝えるしかないということでよろしいのでしょうか?