相手が自分勝手な理由で財産分与しないと言ってきました
先日、別居中の相手と離婚調停をして、相手が無茶苦茶な主張をしてきて、全く譲歩する気がないようなので、こちらが申し立てを取り下げ、終了しました。
その無茶苦茶な主張というのが、相手が住んでいるマンション(同居中に相手がローンを完済してます)は財産分与の対象では無い、と主張してきました。
理由は、自分が家賃を払ってこちらに住むところを提供してやったんだから、共有財産ではない、という一方的な理由です。
あと、別居中に相手が会社を辞めた早期退職金も、婚姻時から別居までの間に貯金が700万円減っているから、その分を差し引いて、こちらに分与する必要は無い、と主張してきました。
相手はわざと不成立にして、裁判にし、財産分与しない方向で早く離婚したいようです。
相手は弁護士がついていて、こちらはついていません。一方的な自分勝手な主張でも、素人相手だけなら勝てると思って、舐められるとしか思えません。
本当に裁判になったら、こんな勝手な主張は本当に認められるのでしょうか?
こちらも弁護士をつけないと、不利になりますでしょうか?
基本的に財産分与の対象とはなるかと思われます。貯金が減っていることは、浪費等が原因でない限りは財産分与をしない理由とはなりません。
弁護士をつけない場合、相手が弁護士をつけている以上、専門知識経験の分で不利となる可能性はあるでしょう。
マンションは現在の評価額で金額が決まるのでしょうか?同居していた年数分はちゃんと分与してもらえるということになりますか?
金額については原則として離婚時の評価額が基準となります。そのため、不動産の現在の評価額が財産分与の対象財産となるかと思われます。
ありがとうございます。
相手がかなり悪質な弁護士をたててるので、こちらも弁護士さんをつけるか検討してみます。