モラハラの証拠はありませんが、あまりの人格否定、最終的にはDVです。何か動けば状況は変わりますか
初めまして。同居していたパートナーからモラハラを受けていました。公共機関に相談したこともあります。例えば、料理・洗濯のこと、窓の開け方、スポンジの搾り方。。。何かにつけて人格を否定されていました。ストレスから、一定期間の記憶も失って心療内科に受診し、仕事も休職中です。そして先日の夜、言い合いから相手が激怒し雨の夜、外に放り出されてしまいました。その夜は車で一夜を過ごしたのですが、朝警察に電話して事情を説明しお金は持ち出すことができました。その日の内に元の家に帰ったのですが、私の腕のアザを見た息子が驚き警察に連絡。ひとまず病院に行った方がとのことで病院に行き診断書はもらっています。被害届を出そうと警察に行ったのですが、息子の証言が必要と言われ息子も仕事をしているのにそこまで迷惑をかけてもと一旦持ち帰っています。荷物もその後引き上げに行きましたが、連絡の行き違いでその時も罵倒され荷物もまだ残ったままです。ご相談です。モラハラの証拠はありません。私は精神的ダメージとカラダへのダメージ、記憶障害もありますが、相手は普通に生活を送っています。このまま泣き寝入りするしかないのでしょうか。事件ではなく弁護士を通して動いた場合、こちらにメリットはあるのでしょうか。ご指導ください。よろしくお願い致します。
度々失礼致します。一度は警察に被害届を出そうとしましたが、先程記載した事情で一旦は持ち帰っています。本音は傷害事件として動きたいです。刑事さんには「被害者の負担が大きく、恐らく書類送検で終わり相手の生活は何も変わらない」と言われましたが、相手はこれからものほほんと生活し、私は被害届を出してもただ時間と労力を使うだけで終わるのでしょうか。被害届を出す意味はないのでしょうか。ムダでしょうか。
ご質問ありがとうございます。
「事件ではなく」とのことですので、警察への相談等刑事事件としてでなく、民事事件としてのご相談である前提で回答いたします。
民事事件として、端的に考えられるのは、慰謝料等の損害賠償を求めることです。
そのためには、弁護士をご依頼いただく必要がありそうです。
なぜなら、ご記載の相手の対応からは、ご質問者様が相手と交渉しても支払いは見込めませんし、ご質問者様に危害を加えられる懸念が大きいからです。
問題は、ご懸念のとおり、証拠が少ないということでしょうか。
ただ、モラハラの点は置くとしても、腕のアザがあり、診断書も取られているとのことですので、
裁判をすれば請求が認められる可能性もありそうです。
可能であれば、お近くの弁護士に直接相談して、相手に請求する金額や請求が認められる可能性について具体的にお話をされて、アドバイス等を求めることをお勧めします。
加藤先生、早速のご回答ありがとうございます。あの朝警察を呼んだ時も「厄介なことをしてくれて、俺はこの先ここで暮らしていくのに」と世間体だけを気にして、私のカラダのことに謝罪の一言もなかった相手に、慰謝料請求よりは、例え書類送検だけで終わり法的に罰せられなくても「私は貴方を許さない!」という気持ちを伝えたいというのが本音です。一緒に生活していた時も、私が謝って我慢していれば変わってくれるかもと思っていたし、彼に対して気持ちもあったので証拠とか考えていませんでした。私のようにどうしても許せない、でも息子までと思うとなかなか決心がつかない。。。こんな風に気持ちが定まらない時はどうしたらいいのでしょうね。すみません。
刑事処分を求める場合、被害届にとどまらず告訴を検討してもよいのでないかと考えます。
息子様の供述はあった方がより立証がしやすいといえなくもないですが、刑事処分にあたっての証拠収集は本来捜査機関が行うべきものであることに加え、暴行の様子を息子様が現認しているわけでもないように見受けられ、被害届や告訴の時点で息子様の供述がなければならないという必然性は見出し難いように思われます。
警察が積極的でなければ、告訴を弁護士へ依頼するという方法も考えられます。
工藤先生、ご回答ありがとうございます。やはり刑事事件として被害届を出し、自分がやったことを自覚して欲しいというのが本音です。
参考になりました。ありがとうございました。