"元夫の鬱退職による養育費ストップの解決策を教えてください"

元夫が鬱により退職したと連絡を受け、養育費の支払いを一時的にストップされています。診断書を見せてもらったのでそれは本当のようです。とりあえず1年間という期間を設けました。
ただ、1年が経つのにまだ働いていないようでこちらも金銭的苦しいです。
まだ働いていないというのも本当か分かりません。何か証明してもらえる方法はないでしょうか?
元夫とは話し合いにならず困っています。

家庭裁判所に養育費の支払を求める調停を申し立てることが考えられます。
 その上で、裁判所の手続きを通じて、元配偶者側に収入関係資料の提出を求めて行くことが考えられます。元配偶者側がまだ治療継続中と言うなら、診断書などの提出を求めましょう。
 元配偶者が何らも資料も提出しようとしない場合には、潜在的稼働能力に基づく養育費の認定をしてもらいましょう(裁判実務では、養育費の金額を決めるにあたり、元配偶者に一時的な無職や失業等の事情があったとしても、従前の収入状況や潜在的な稼働能力に基づいて元配偶者の基礎収入の認定を行った上で、養育費の金額を決めるケースもあります)。
 ご自身での対応が難しい場合には、お住まいの地域などの弁護士に直接相談し、適切なアドバイスやサポートを受けてみることをご検討下さい(なお、法テラスの民事法律扶助が受けられる場合には、相談料が無料となったり、弁護士に代理人になってもらう費用の立替払いを受けられる可能性があります)。