離婚調停において素人が文書を提出する際のリスクについて
離婚調停を起こされました。私は離婚したくありません。私は代理人を立てておらず、相手は代理人がいます。
調停の時間が限られているのと、誠意を見せたいので、文書を提出しようかと考えています。ただ文書の内容によって、後々裁判になったときに不利にならないか心配です。素人が文書を渡すのは危険ですか？
ただ文書の内容によって、後々裁判になったときに不利にならないか心配です。素人が文書を渡すのは危険ですか？
>>ご懸念のとおり、記載した内容によっては裁判所の判断に対して、あなたに不利な結果に繋がる場合があることは否定できません。
素人だから、ということではなく、あくまでも内容いかんによるものです。
婚姻関係の継続をご希望であれば、調停は不成立とし、残された時間の中で関係改善に向けて動いていただく必要があるように思います。
文章表現に配慮したり、虚偽の内容を記載しないようにお気を付けになれば、当事者本人が書面を出すことは問題ありません。実際に、ご自身でそのように対応されている方は少なからずいらっしゃいます。
なお、有料相談等になり得ますが、今後の調停の進行や状況に応じて、弁護士にアドバイスを求めることもお勧めいたします。
＞ただ文書の内容によって、後々裁判になったときに不利にならないか心配です。素人が文書を渡すのは危険ですか？
内容によります。
一般論ですが、ここで出した書面が、将来離婚に向けた争いの中で、不利に使われる可能性があります。
他方で、書面を出さなければ有利になる、とも断言できないので、
結局のところはどちらもリスクがある中で、どう判断するか、ということになってきます。
可能であれば、依頼しないにしても、弁護士に面談相談に行ってみることをお勧めします。
離婚したくないのであればその旨伝えるだけで足りるのと、おっしゃるとおり書面を書いたことで後々に揚げ足を取られるリスクがありますので、裁判所から特段提出の指示がない限りは、なるべく出さない方が賢明かと思います。