児童ポルノの加害者側との話し合いについて

以前(1年前ぐらい)も少し相談させて頂きましたが、当時中学三年生の娘が児童ポルノなどの被害にあってしまいました。
すぐ被害届を出し、約1年経過し間もなく犯人は検察に送致(言葉が正しい使い方かは分かりませんが)されるというところまで来ているそうです。
今の所警察からのストップがかかっている事もあり、相手方からの連絡や接触は一切ない(と思われる)のですが、送致されたらおそらく相手方の弁護士等から連絡がしたいという話になるのではと警察から言われています。
本人とではなくまずは弁護士の先生とならということで話を進めているし考えてはいるのですが、なにか心構えなども含め準備をしておいた方がいい事ありますか?
こちらも弁護士の先生にお願いする場合、そのタイミング(例えば、こういう話になったら依頼した方が良いや、最初からつけた方が良い等)があれば教えていただきたいです。
また、相手方からの話を聞いた際、返事などで注意しなければいけないことありますか?
一気に書いてしまいましたが、よろしくお願いします

>こちらも弁護士の先生にお願いする場合、そのタイミング(例えば、こういう話になったら依頼した方が良いや、最初からつけた方が良い等)があれば教えていただきたいです。

一番無難なのは、現時点で(依頼するかどうかは別にして)法律相談に行き、
一般的な説明などを受けることだと思います。

相談に行った弁護士の感じが良ければ、後日依頼も考えられます。

>また、相手方からの話を聞いた際、返事などで注意しなければいけないことありますか?

その場で即答したり、自分だけで判断して示談をまとめたりせず、
一旦持ち帰って弁護士に意見を聞いてみることをお勧めします。

示談してしまったあとで弁護士に意見を聞いて、
やっぱりこうすればよかった、と後悔しても対応が難しいことが多いからです。

>本人とではなくまずは弁護士の先生とならということで話を進めているし考えてはいるのですが、なにか心構えなども含め準備をしておいた方がいい事ありますか?
こちらも弁護士の先生にお願いする場合、そのタイミング(例えば、こういう話になったら依頼した方が良いや、最初からつけた方が良い等)があれば教えていただきたいです。

 児童ポルノに関する罪の被害者としての立場で示談交渉をする場合、被害者側に代理人である弁護士は必須ではないと思います。
 (加害者の弁護人として示談をするケースでも8割以上の被害者の方が弁護士には依頼していません)
 ただし、適正な慰謝料の金額を知る上では法律相談は受けた方がよいと思います。
 児童ポルノの製造の頻度や態様(脅迫を伴ったか等)によって、受け取るべき示談金の金額は変わりますが、幅はあるものの数十万円台が多いという印象です。

 ただし注意すべき点として、児童ポルノや児童買春に関する罪はその性質上、示談をしたとしても不起訴になる可能性が高いとは言えないという特徴があるため、示談が終局処分にとってあまり意味がないと考えて示談に積極的ではない弁護士がいることも念頭に置いておいた方がよいと思います。