契約書の\と$の見間違いは、契約解除の理由にはならないのでしょうか?

損害賠償の請求を受けており、
契約書に$10万(1400万円)と記載されたWEB契約書に同意しました。
しかし、私は\10万 (10万円)だと思っていました。

契約書を確認する際に、すこし急かされていたのと、
少しお酒を飲んでいたのと、スマホの小さな画面だったので、
ついうっかり数字の確認を怠ってしまいました。

その旨を相手方に説明して、契約の取り消し・修正をお願いしましたが、
相手は契約完了しているので受け付けられないと言ってきました。

この場合、契約を解除することは出来ないのでしょうか?

何の契約なのか分かりませんが、それはさておき、契約の取り消しはできるかもしれません。
一度弁護士に直接相談に行かれた方がよいかと思います。

日本国内での契約,契約の種類,一般的な同種契約の相場等の状況次第では,契約の取り消しも可能かと思われます。

すみません
ご多忙とは思いますが、もう少しだけ詳しく説明をお願いできますか?

>日本国内での契約,契約の種類,一般的な同種契約の相場等の状況次第では,

弊社は国内の企業で、オリジナル商品の企画開発をしている他社と共同開発をしていて共同開発の契約書を作成しました。その後、相手がたの経営状況に問題があることが判明しました。

その企画書には期間・役割などは記載していましたが、納品日・報酬などについては「別途に契約書を作成する」という形にしていたため、途中で弊社は撤退しようと思い納品を拒否しました。

しかし、弊社都合により1年以上の遅延があり、口頭では納品予定日などを伝えていたため、相手方は納得せず、最終的に損害賠償の請求をしてきたため、上記のような問題に繋がった次第です。

数億円の利益を見込んだプロジェクトであり、販売利益の損失額として1400万円は妥当な数字かと思いますが、販売利益は水モノなので実際に売ってみないと分からないとも思います。

「円」を「ドル」で請求したこと自体を、問題視することは出来るのでしょうか?

ドルは一般的な通貨ではあるものの、
国内の取引でわざわざ使用する必要性もないように思います。

「見間違え」を故意に誘うようにも思えますし、
ドルを使用したことにより、契約無効を訴えることは出来ますか?
それとも、もっと総合的な観点から無効を訴えるべきでしょうか?

繰り返しになりますが、契約書をもって弁護士に相談に行かれた方がよいかと思います。
契約締結の経緯も契約内容も何も分からない状態で結論を求められても回答のしようがありません。

契約書の記載の仕方にもよりますが、相手が円と誤信することを意図して作成されたものとして、錯誤による取り消しも、認められる可能性はあるかと思われます。

ただ、具体的な事情や当時のやり取り、契約書時代がどの様なものかという点も含め、細かい事情がわからないため、資料等をお持ちの上で弁護士に相談をされるのが良いかと思われます。