行動監視とスマホ開示要求が続く妻によるモラハラ行為により、プライバシーを侵害された状況での離婚請求
私が過去に数回、風俗や出会い系などで遊んでいたことが妻にバレてしまっています。
そこから、私の行動監視(GPS監視)、スマホ開示要求が始まりました。
行動は常に監視されています。私のスマホは妻が自由にロック解除できます。私に隠れてロックを解除し、メール、LINE、スケジュールなど定期的にチェックしています。私のスマホを見ることに全く罪悪感を感じていません。妻のこの行動は既に5年続いています。この行動はモラハラにあたりますでしょうか?
子供達に愛情はありますが、プライバシーが全く無い生活に耐えられなくなってきました。
私から離婚請求はできますか?
妻の口癖は「悪いのはあなた。私は悪くない」です。
尚、妻はパート勤務です。
私の給与は全て妻に管理をさせており、私は小遣い制です。
しんどいですね。
もちろん、きっかけはご相談者様にあるのでしょうが、その禊としては少しやりすぎな印象は受けています。
ただ法的に離婚が認められるかどうかはまた別の問題です。
離婚には法定の離婚事由が必要ですが、法律は束縛監視行為をダイレクトに離婚事由と定めていません。そのため全体として婚姻関係が客観的に破綻しているということを、いかに説得力をもって説明できるかが肝になると思われます。
この辺り、弁護士さんとよく相談して方針を決めた方が良いかと思います。
ご相談者様にとってより良い報告に進むことを祈っております。
この行動はモラハラにあたりますでしょうか?私から離婚請求はできますか?
→モラハラに該当する可能性はありますが、離婚事由とはまた別問題です。
離婚には、協議離婚、調停離婚、訴訟での離婚という3種類があります。協議離婚と調停離婚は両者の合意ができた場合です。合意ができない場合は、訴訟での離婚となります。訴訟での離婚をするためには、調停が不成立となっている必要があります。
相談者様から、相手方に協議離婚の請求をすること自体は自由にできるでしょう。それが拒否された場合には、調停や訴訟での離婚を目ざすこととなります。一般論としては、別居をした上で、調停を申立てすることとなるでしょう。また、相談者様が不貞配偶者とされる可能性の状況にあり、その場合、訴訟での離婚を認めてもらうためには、長期間の別居があることを請求の理由としていくのが一般的でしょう。少なくとも、相談者様が奥様と一緒に住んでいる状況では、訴訟での離婚は困難である可能性が高いでしょう。
いずれにせよ、弁護士にご相談になることをお勧めいたします。
>私から離婚請求はできますか?
可能であれば、今後の進め方について、
事前に弁護士に相談に行って、アドバイスを受けると良いと思います。
あくまで一例ですが、
(別居の可否や、段取りは事前に検討した上で)
・妻に対し、プライバシーのない現状が耐えられない、改善されないなら離婚も考える、と伝えて、今の状況を変えるよう話し合う
・話し合いがつかない場合、別居
・(給与口座も、振込先を変更する、通帳を作り直すなどして自分で管理する)
・別居した上で話し合い継続
・どうしても話し合いがつかないなら、ある程度別居期間を置いた上で離婚調停
が考えられると思います。
妻の性格にもよりますが、
「監視にこだわって離婚されるならやめよう」と考えるようなら、話し合いができるかも知れません。