被害額の妥当性と支払いについて相談です。

【相談の背景】
こんにちは。ご相談があります。
私、お恥ずかしながら、今年1月~3月にかけて複数回にわたり、前職場の従業員ロッカーの複数の従業員の財布からお金を盗んでしまいました。
先日、東京の警察署にて、父親とそちらの取り調べを受けてまいりました。
すでに被害届が出ておりましたが、私自身、何回やったか、どれくらい取ったのか、無我夢中でやったというのもあり、なかなか思い出せずです。
結果、被害者の代表の方から父親のほうに連絡があり、「弁済してくれればいいんです。」と言われつつ、1つの案が出されました。
それが、1人30万払うようにと提案されました。
被害届を出されている方は、被害額を提示していただきましたが、多くても3万ほどとなってました。しかし、それが、30万と化けているのはおかしいのでは?と思いました。
反省をし、弁済をする気持ちはございます。ですが、それはそれで違う気がするのです。そこでご相談があります。

【質問1】
上記の「相談の背景」に記載しましたが、1人5,000円から多くても30,000円と被害額が出ているのにも関わらず、その額の妥当性は正しいのでしょうか?

【質問2】
今回、複数の被害届が出ているという状況のため、弁済総額があまりにも大きすぎるということで、とてもじゃありませんが、支払いが厳しいです。
その場合の方法などありましたら、教えていただけないでしょうか?

被害弁償と、示談金とは異なるものですので、被害弁償だけをするのであれば被害金額のみを弁済する形で良いでしょう。

ただ、罪を許すことを記載した示談書を作成するとなると、示談金として別の金銭が必要となるケースが多いです。

窃盗の場合被害金額にもよりますが、30万円前後の示談金は特別高額というわけでもないでしょう。

被害者が合意してくれるのであれば、示談金の支払いを分割とすることも交渉内容としてはあり得るでしょう。

泉亮介様、ご回答ありがとうございます。
追加でご相談させていただきたいのですが、
弁護士の方に示談交渉していただける場合、費用はどれくらいになりますでしょうか。
また、弁済額の減額は可能なのでしょうか。

費用については弁護士事務所によって様々です。そのため、実際に相談された弁護士に確認をされるのが良いでしょう。

示談金の減額交渉は可能かと思われます。ただ、弁護士を入れれば確実に示談ができるというわけではないためその点は注意が必要です。

追加の回答、ありがとうございます。
ちなみになのですが、とてもじゃありませんが、仮に14名に30万の示談金を支払える財源もありません。その場合、どうしたらいいのでしょうか。

各人と分割での交渉もしくは減額交渉をしていく他ないでしょう。

それらが上手くいかなかった場合、示談の成立は難しいかと思われます。

なるほど。わかりました。
ご回答ありがとうございました。