不倫慰謝料の減額交渉中における最適なアプローチと求償権の行使方法について

不倫慰謝料の減額交渉中で相手は弁護士をつけており、わたしは自分で対応しています。
相手に子供はおらず不倫の期間1〜2ヶ月、離婚には至っていませんが離婚しそうとのこと。
300万を請求され、3往復くらいやりとりしてこちらが払える最大の100万を提示しましたが納得できないと言われました。
①本当にそれ以上は払えないし100くらいが相場だと思うのですが、どう言ったら交渉がうまくいくでしょうか。。。
ちなみに相手から連絡が来るたび少しずつ減額されています。
②求償権の放棄は不要と言われているのですが、求償権を行使する場合は口頭でいいのでしょうか。合意書を作成するべきですか?
今のところ連絡は取れていますが、請求の仕方がわかりません。こっちでも揉めたら最悪です。。。

金額として相手が離婚するとなると、求償権を放棄せずに総額100万円となると、相手としては納得がしづらいでしょう。これ以上払えないことを伝え相手が諦めてくれない限り合意は難しいでしょう。

訴訟でも離婚に至った場合100〜150程度は認められるケースが多いです。

求償権については、不貞相手に対して書面で請求をした方が良いでしょう。相手が納得しない場合訴訟となる可能性もあるかと思われます。

>①本当にそれ以上は払えないし100くらいが相場だと思うのですが、どう言ったら交渉がうまくいくでしょうか。。。
ちなみに相手から連絡が来るたび少しずつ減額されています。

依頼しないにしても、一度弁護士に面談相談に行き、
考えられる方針や、メリットデメリットを検討されると良いと思います。

支払える限度が100万円なのであれば、
現時点での相談者さんの対応は精一杯なので、

・100万円が限度だし、裁判されても支払い能力がない旨説得する
・訴訟されたら、裁判官を通じて、100万円が限度だから、と説得する

のがいいと思います。

相手が納得するかどうかは正直わかりませんが、
払えるのに駆け引きしているのではありませんから、これ以上言いようがない
(相手が、回収できないの覚悟で訴訟してくるかどうかは相手次第で、どうしようもない)と思います。

>②求償権の放棄は不要と言われているのですが、求償権を行使する場合は口頭でいいのでしょうか。合意書を作成するべきですか?
今のところ連絡は取れていますが、請求の仕方がわかりません。こっちでも揉めたら最悪です。。。

先に払って、求償で回収しようとすると、
素直に払わない場合、裁判や、強制執行をする必要があります。

そのあたりのリスクも、可能なら弁護士に面談に行ってみましょう。

補足です。

相談者さんが出せる限界が100万円なら、
相手としては裁判しても、

①裁判の費用と労力と時間がかかる
②にもかかわらず、出せるのは100万円が限度なので回収も難しい

ということで、経済的にはマイナスになると予想されます。

説得するとしたら、この点を材料にしてはどうでしょうか。

他方で、「経済的にはマイナスだが、腹が立つから裁判します」
という方もおられますので、

そういう方だった場合は、そもそも説得自体が難しい、と思われます。

ご回答いただきありがとうございます。
相手方はこちらに支払い能力があると思っていると思います。
ちなみに3人とも同じ職場なのですが、わたしが退職すれば少しは減額要素になり得ますでしょうか。

本人の支払い能力と、法的に課される支払い義務は別の問題なので、法的な意味での減額事由にはなりません。

ただ、100万を払い、職場を辞めることを伝え交渉材料とすることは可能かと思われます。

>相手方はこちらに支払い能力があると思っていると思います。
ちなみに3人とも同じ職場なのですが、わたしが退職すれば少しは減額要素になり得ますでしょうか。

退職自体は、法律的には減額要素とするのは難しいです。

ただ一般論として、退職してほしい、という相手の希望がある場合には、
示談に盛り込むことで交渉材料になる可能性はあります。

同じようなやりとりを繰り返して疲れてしまいました…。
これも相手の狙いなのでしょうか。