LINEのやり取りを法的証拠にするためには
LINEのスクショの法的効力をお聞きしたいです。
ある方に、「スクショに写っているトークが誰の発言なのかを証明しなければなりません。」と言われたことがあります。
1.こちらが当時のスクショを提出し、何かしらの理由で「トークのやり取りは残っていないため証明ができないが、その内容は話していない」と言われた場合は確実に勝てますか?
2.双方の会話内容が異なる場合(同じ日付で違うトークをしているスクショが提出された場合)はどちらが信じられる、またはどちらも信じられず他の証拠が必要になるのでしょうか?
3.LINEの履歴は同じ年の場合、月/日(曜)しか表示されないため、数年後に偽造した場合はスクショ上、全く同じLINEのやり取りが完成するのかなと思いますが、それを否定することは可能ですか?
例)2021年1月1日(金)を2021年12月31日までにスクショを残し保管した場合、「1月1日(金)」として残る
2027年1月1日(金)を2027年12月31日までにスクショを残し保管した場合、「1月1日(金)」として残る
この状態で提出するとどちらも同じトークに見えませんか?何かしらで証明することは可能ですか?
4.このような偽造は罪に問われますか?
5.仮にトーク履歴が残った状態で相手がLINEアカウントを削除した場合、開示請求などして相手の発言だと証明出来ますか?
相手がLINEのやりとりについて、それが自分のLINEアカウントであることを争うことはあまりないというのが実情です。
また、トーク履歴については、トーク履歴を送信する機能を使ってテキストメモとして出力すれば、年月日の記載がつきます。もちろんすべて書き換えられたと主張されるリスクはありますが、それが具体的にとるべき反論出ない場合が多いでしょうし、そうした相手方は他の事実についてもそのような態度をとるでしょうから、裁判所の評価としては信用に足りないとされるケースが多いと思います。