貞操権の侵害の要件を満たしますか?
30代女性です。
某マッチングアプリで出会い3ヶ月お付き合いした男性と急に連絡がつかなくなり、誠意のない対応に対して責任を追及したく調べたところ貞操権の侵害を知りました。
下記の場合、要件を満たし訴えを起こすことは可能ですか?
・マッチングアプリは未婚者限定です。
・マッチングアプリ上の自己紹介文に「将来を考えられる人との出会いを希望」する旨の記載あり(スクショあり)
・キチンと付き合い(遠方への旅行等もあり)肉体関係あり(ライン上で確認できます)
勤務先は知っています(保険証にて確認)
自宅住所は不明ですが、旅行宿泊時の宿帳を確認できれば取得できると思います(同行者として私の署名もあります)。
慰謝料を目的としてる(といっても少額だと支払われて終わる気もする)わけではなく、ギャフンと言わせることが目的です。
この状態で訴えを起こすこと、また請け負ってくださる弁護士の先生はいらっしゃるのでしょうか?
回答ありがとうございます。
まずは既婚者かどうかを調べることを興信所に依頼し、既婚者だった場合...が現実的ですね。
(相手が既婚者だったら、、、と願うことがあるとは笑)
それとも弁護士事務所に依頼すれば相手が既婚者かどうか戸籍の確認等で調べることができるのでしょうか?
相手が既婚者であれば、定石通り慰謝料請求できますが、未婚者だと婚約などの
証拠がないと、事実上の男女交際と見られるので、難しいでしょう。
あとは、どんな不誠実な対応があったのか、にもよるでしょうね。
貞操権侵害については、基本的には相手が既婚者であるにもかかわらず、独身と偽って関係を持った場合に請求ができるものですので、相手が未婚者であった場合はなかなか難しいでしょう。
ただ、マッチングアプリに独身を偽って登録する既婚者もいますので、独身前提のマッチングアプリで知り合っても既婚者だったということはあり得ます。
内藤先生、泉先生回答ありがとうございます。
そうなるとまずは既婚者かどうかを調べることを興信所に依頼し、既婚者だった場合...と考えた方が良いのでしょうか?
それとも弁護士事務所に依頼すれば相手が既婚者かどうか戸籍の確認等で調べることができるのでしょうか?
調査可能なので法律事務所に直接相談したほうがいいでしょう。
>それとも弁護士事務所に依頼すれば相手が既婚者かどうか戸籍の確認等で調べることができるのでしょうか?
職務上請求で取得可能です。
取得した戸籍等そのものをご依頼者様に見せることは弁護士倫理の関係でできないのですが、既婚者だったかどうかについては情報共有させていただくことになります。
ありがとうございます。
少なくとも、相手が初めから不誠実だったかどうか は法律の力を使えばわかりそうですね。
もう少し自分と向き合い、(また希望薄ですが、相手からのアクションを待ち)冷静になってから、それでも区切りを持ちたくなった際は直接相談したいと思います。
相手の住所が判明していれば職務上請求により調査することは可能です。そこから戸籍をたどり既婚者かどうかは判明するでしょう。
また、こうしたトラブルにおいてはご自身のお気持ちが最優先です。不誠実な人物に対して対応するよりも、その時間と労力を次に向けると考える方もいらっしゃいますし、ご自身が今1番どうしたいのか、という点をしっかり確認されてから弁護士を立てらのかどうか改めて検討されると良いかと思われます。
なるほど!宿泊情報、または勤務先から住所を取れるかが鍵になりそうですね。
個人的な考え方ですが、自分の得より相手の損を評価してしまうタイプなので具体的に相談をお願いするかもです...笑 とはいえ、費用に対して相手へ与えられるストレスが小さいものなら諦める判断ができるくらいの冷静さを取り戻してから動こうと思います。
泉先生の回答頂き、権利の侵害を積極的に確認する という新しい視点に気がつけました。ありがとうございました。