不貞関係の慰謝料問題についての相手方からの請求に対する対応と今後のリスクについて
不貞関係の慰謝料を請求されました。
慰謝料問題で半年以上揉めています。
不貞行為については向こうから送られてきた通知書の内容の期間不貞行為をしていないので認めていない状態です。
主導権は向こうにあり、関係もすでに終わらせている、相手は離婚していないなどにも関わらず500万の請求がきました。
私だけが責任を負うこともできませんし、学生のため収入も不安定なため支払えないと言い続け減額交渉してきました。(向こうは弁護士私は自らです)
不倫相手とは連絡を絶っているためこの状況にあることも知りません。
関係があった頃にはもし慰謝料請求されたら支払ってねと約束してありましたがそんな約束は無意味ですよね。まだ示談書を交わす前なので連絡してやりたい気持ちもありますが抑えた方がいいですよね。
現在の請求額は40万です。(これは妥当ですか)
示談書の内容には不貞関係を認めることとありますが、ここで認めて40万支払い全てが終わるのなら良いのですが、今後向こう夫婦が離婚したり何かあった場合また責任を負わされることなどはありますか。
また今後一切関わりを持たないように交わしておいた方が良い約束などありましたら教えていただけたら幸いです。私は弁護士を頼らず自ら交渉しているので勉強不足な点などもあり不利な約束などになってしまわないようにお力添えいただけましたら幸いです。
＞関係があった頃にはもし慰謝料請求されたら支払ってねと約束してありましたが
＞そんな約束は無意味ですよね。
約束の有無を問わず、不貞相手の責任割合部分（例えば５０％額）を後から求償する権利はあります。
（相手方が離婚していないということであれば、求償権の放棄を求められる可能性もありますが。）
＞まだ示談書を交わす前なので連絡してやりたい気持ちもありますが抑えた方がいいですよね。
お勧めできません。
＞現在の請求額は40万です。(これは妥当ですか)
不貞期間や回数、不貞配偶者・被害者側の状況等にもよりますが、４０万円で裁判も回避できてすべてを解決できるのであれば妥当といえるように思います。
＞今後向こう夫婦が離婚したり何かあった場合また責任を負わされることなどはありますか。
示談成立後に一切の債権債務関係がないことを確認する条項（清算条項）を入れるようにしてください。
＞また今後一切関わりを持たないように交わしておいた方が良い約束
一般的には接触禁止条項を設けることが多いと思います。
以上につき、相手方の弁護士が示談書案を作成するという流れになるかと思いますので、ご相談者様において、その内容を確認・検討して同意できそうであれば、示談・解決となります。
一番いいのは、
ネット上よりは、実際相手から送られてきた請求書を持って、
弁護士に面談相談に行くことだと思います。
例えば、区役所等で弁護士の無料相談をしていることもありますので、
費用が気になるなら調べてみましょう。
どうしてもネット上だと詳しい事情や、資料確認ができないからです。
また、不貞相手との連絡については、
①このまま、自分一人で話をつける
②不貞相手との共同責任（不貞相手がお金を払えば、相談者さんの責任も果たされる）ため、
不貞相手も話し合いに巻き込む
の
両方進め方としてはありうるので、弁護士に面談に言って相談するのがいいと思います。
ネット上でこちらがいい、と断言するのは難しいので。