投稿者側の不特定多数の相手への誹謗中傷、差別発言は侮辱罪になるか?
動画配信やツイッターで投稿者が
「年収○円以下の人間は人権無し」とか「身長○センチ以下の人間は生きてる価値は無い」など
バカとかアホ等軽い悪口や聞き流せる内容ではなく人間性、尊厳を著しく侮辱するような差別的発言(一度や二度でなく持ちネタのように何度も投稿の度に言う、ついでにファンはそれを投稿スタイルととして認めている)をした場合、それが個人ではなく不特定多数の誰に言ったか分からないような発言でも侮辱罪に当てはまるのでしょうか?
自分に当てはまる事を言われたら自分は侮辱されたと激しく憤りを感じますし、当てはまらくとも、どこかの誰かは傷付いているでしょう。
そのような発言をする人に止めろと言っても止めるわけがないでしょうし、「目には目を」ではないですが自分も同じような言葉で言い返すと、「個人を公然と中傷した」ということで自分は誹謗中傷で逆に訴えられるのだろうしで…。
もし特に罪にならないなら
言ったもの勝ち、言われた側は当てはまる自分自身に問題ありと耐えるしかなくなるということでしょうか)
誰に向けたものか特定できない発言は、侮辱罪に該当しないでしょう。
ただし、話の流れから判断して、誰に向けて言っているのか特定できる場合は、侮辱や名誉毀損に該当し、刑事又は民事上の責任が発生する場合があります。
もちろん、法律に抵触しなくても、常識、信用、分別の問題は残ります。
ここから先は法律問題ではなくなってしまいますが、
発言を聞いた側としても、「言ったもの勝ち」「言われた側の問題」という捉え方をしなくても良いと思うのです。
そういう発言をする側になろうとは、思いませんよね。
刑事又は民事上の責任が発生する場合がありますから、悪口を言わない、書かないに越したことはありません。
そんな動画やツイートは見なければよいのでは?
と思われているかもしれないですが、勿論見てはいません。
ただその投稿者の発言がネットニュースやまとめサイトなどで取り上げられ、それが全然関係無いサイトにタイトル付きでリンクが貼られたりするので
嫌でも知ってしまう時があるのです。
それを止めそうにない、下手な事を言うと自分が加害者側になってしまう、なら脅しと言ったら変ですが訴える素振りで抑止できればと思ったりしたのですが、個人ではなく大衆に言っているようなら侮辱されたと証明することは難しそうですね。
勿論自分がそういう発言をする側になろうとは思いませんが、差別や中傷で収入を得ている人間がいるというのはおかしな話だとは思いました。
回答ありがとうございました。