特殊詐欺、初犯実刑判決。控訴による執行猶予の可能性について

彼氏が特殊詐欺の受け子出し子を行い、窃盗で2件、詐欺で1件で起訴され、求刑4年で判決は懲役2年4ヶ月の実刑でした。

初犯で被害額は総額40万円です。

彼は被害者からキャッシュカードを受けた後、組織の人間と連絡を断ち…いわゆるバックれてATMから出したお金を全て自分のものにしていました。これらを2回行っていて、大変悪質と判決の理由として言われていました。

彼の父が証人になり監督を約束し、わたしも監督すると言う内容の上申書を提出しました。

また、被害弁済(わたしも協力して全額)申し出たのですが被害者に断られてしまい、彼が持ってるお金全て10万円くらいを贖罪寄付しました。

質問なのですが、控訴してもう一度国産弁護士通して被害者に弁済して、執行猶予を獲得する望みはありそうでしょうか?
控訴して保釈して、結局実刑判決ならばはじめから控訴などしないで刑に服した方が早く出て来られる可能性が高いってことですかね。。
また、もしこのまま刑務所に行った場合、仮釈放はどれくらいつくのでしょうか?
早く出られる為に何かやれることがあれば教えてください。

>質問なのですが、控訴してもう一度国産弁護士通して被害者に弁済して、執行猶予を獲得する望みはありそうでしょうか?

ここは被害者の対応にもよりますので、
一審の弁護士に対し、控訴審で引き続き説得した場合に応じてくれそうかなど、
相談してみるのが一番だと思います。

>控訴して保釈して、結局実刑判決ならばはじめから控訴などしないで刑に服した方が早く出て来られる可能性が高いってことですかね。。

被害者が被害弁済を受け取るかどうかなど、被害者側の事情にもよりますので、
可能性が高いか低いか、ネット上ではっきりした回答をするのは難しいです。

例えば相手が示談に応じてくれるなどするなら、
早く出てこられる可能性も出てきます。

>また、もしこのまま刑務所に行った場合、仮釈放はどれくらいつくのでしょうか?

ここは諸般の事情によりますので、
一審の弁護人に聞いた方がいいと思います。
また、詳しい事情がわかっている一審弁護人でも、
正確にどれだけ、と予測するのは難しいと思います。

>早く出られる為に何かやれることがあれば教えてください。

国選前提であれば、早めに一審の弁護士人と相談し、
どのような方針が望ましいか、検討するのがいいと思います。

回答ありがとうございます。

一審の国選弁護士は判決日にて国選弁護人としての業務は終わったと仰っていて、控訴するための保釈請求をお願いしたのですが断られてしまいました。

その為、質問などしていいものかわからないというかしづらい状況にあります。

一審のときの国選弁護士に質問する権利はまだ残っているのでしょうか?

>一審のときの国選弁護士に質問する権利はまだ残っているのでしょうか?

権利というか、弁護士がどこまでやるか、
というその弁護士のスタンスによりますね。

控訴審の保釈までやるかどうかは、弁護士によると思います。

質問しづらいのであれば、他の弁護士に、
一審の記録を持って相談に行ってもいいと思いますが、
一審で示談対応したのはその弁護士なので、質問しづらいとしても何とか話を聞いた方が、
今後の対応は考えやすいと思います。

どうしても難しいなら、他の弁護士に相談してみましょう。

返信ありがとうございます。

先ほど一審の国産弁護士に確認したところ一審の時の感じだと難しい可能性が高いが、控訴で受け取ってくれる場合もあるので一概に無理とも言えないと言われました。

そこで、考えたのですがわたし(婚約者)や彼の両親などが直接被害者に謝罪、被害弁済などをするというのは出来ないのでしょうか?

相手が応じてくれるなら可能です。

ただ、一般的には弁護士が対応する方が好まれる
(相手からすると犯人側の人間なので、電話番号等個人情報を知られるのを嫌がられる方も多い)
とは思います。

補足です。

一審弁護士に、なぜ断られたのか確認して、それでも控訴審で引き続き説得するか、
必要なら他の弁護士にも相談して検討してみましょう。

例えば「弁償はいらない、とにかく重く処罰してほしい」という被害者の意向なら、
控訴審でも引き続き弁償を受け取ってもらうのが難しい可能性はあります。

他方で、ある程度事件から時間が経って、
怒りが一審よりは落ち着いてきている可能性もあります。

いずれにせよネットよりは面談相談に向いたご相談だと思います。