【緊急】不法侵入と窃盗の今後の流れと処罰

先日、元職場が営業前の早朝に従業員入り口から不法侵入し55万円分の商品の窃盗をしてしまいました。セコムと防犯カメラによって発覚してしまい、元職場の方から連絡があり犯罪事実の念書を書くように言われました。後日、先方立ち会いのもと念書を記入し、両親に念書の連帯保証人となってもらいました。
また、商品代55万円の弁償を請求されたため、後日振込で弁償することとなりました。
示談は受け入れないとのことで被害届は出されるようです。
前科は窃盗ではありませんがわいせつ画像頒布で1ヶ月ほど前に逮捕され罰金刑となっています。
今回早朝に従業員入り口から侵入したのは最初から窃盗目的ではなく、退職した職場に忘れ物があったため取りに行きたく誰にも会いたくなかったので元職場へ行きました。しかし、ふと気持ちに魔が差してしまい売り場から商品を持ち帰ってしまいました。

【質問1】
今後わたしはどのようになってしまうのでしょうか?逮捕されますか?もしくは警察から連絡が来るのを待つということでしょうか?呼び出しの場合一般的にどのくらいの時間を要しますか?

【質問2】
異種の前科がありますが不起訴もしくは起訴猶予となる可能性はありますか?

【質問3】
商品代の弁償は必ずするのですが処罰の上でどのような影響がありますか?
また、最初から窃盗目的ではなく忘れ物を取りに行きたかったと主張することは重要ですか?

【質問4】
弁償しても異種前科があるため執行猶予もしくは実刑になってしまうでしょうか?
また、罪状は不法侵入と窃盗の2つということになりますか?

【質問1】
被害届が出された場合、おそらく数日以内に任意で参考人として取り調べがあるでしょうが、そのうえで逮捕されるかどうかは警察の判断です。一般論として、被疑事実を認めていて既に被害弁償も完了しているような場合では、逮捕の必要性は消極に解されますが、今回は被害額が大きいので逮捕されるかどうかはケースバイケースだと思います。
【質問2】
被害額が大きいため、略式起訴となる可能性は十分あり得ますが、被害弁償ができれば起訴猶予となる可能性は残っていると思います。
【質問3】
被害弁償は極めて重要で、起訴猶予の可能性を高めるだけでなく、略式起訴の場合の罰金額にも関わってきます。
2点目のご質問は窃盗の犯意の発生時点という意味で重要な点ではあるのですが、退職した元職場に無断で立ち入ることは通常は許されていないので、建造物侵入罪の成否には影響しないと思います。
【質問4】
建造物侵入・窃盗の両罪での処分となると思います。
被害弁償が出来た場合、ご質問のとおりの罪状ですと実刑判決となる可能性はそれほど高くないでしょう。

井上先生
ご回答ありがとうございます。なんとか少しでも刑を軽くするために弁償をすぐに済ませたいと思います。
また、某法律事務所に電話で無料相談をしたところ、実刑の可能性が高いと言われ大変不安な気持ちになりました。契約を結ぶために煽っているのでしょうか?