施工会社による口約束について
隣接地に建築されたアパートの施工会社から、窓は視線対策のため”すりガラス”に変更すると口約束をいただき安心していたのですが、4か月経過後に家主から”すりガラス”を行う法的義務はない、と変更を拒まれています。
施工会社の口約束については音声記録が残っていますが、施工会社に約束履行を求めることは可能でしょうか。
(家主と直接の接点はなく、施工会社経由で話が行われていました)
なお当方の想像ですが、家主は一度承諾した”すりガラス”への変更を途中で中止した、と考えています。
家主からは、『法的に変更する義務が無いため変更しない』、『施工会社が当方に説明した内容は承知していない』と文書にて連絡がありました。
建物をどうするかは家主が決める事柄なので施工会社と約束していてもその履行を求めることはできませんね。
法的にも隣地にすりガラスにすることを請求する権利はありません。
境界線から1m以内に、こちらの宅地を見渡せる窓がある場合、
目隠しを設置するよう隣家に求めることができます(民法235条1項、2項)。
もし、上記条件を満たすのであれば、「すりガラスをつけないなら、代わりに目隠しの設置を申し立てる」
と交渉することが考えられるかと思います。
種々回答頂戴し有難う御座います。
施工会社に約束履行を求めることは不可能ということは理解しました。
追加の質問で申し訳ありませんがもう一点ご教示お願いします。
今回のケースでは家主から『施工会社が当方に説明した内容は承知していない』と、
文書にて連絡があったのですが、この施工会社は当方に対し虚偽説明を行ったことになります。(録音が残っているため)
当方側は施工会社の虚偽説明に対し、何かしらの申立て(刑事・民事)はできないのでしょうか。