離婚について助言ください。

離婚についてご助言ください。

○ 家族構成  4人(主人、妻(相談者)、長男(12歳)、長女(15歳))
○ 婚 姻 歴  25年
○ 離婚原因  主人の単身赴任先での不貞行為
○ 職   業
 ① 主人:職人(2017年からは大型貨物運送車両の運転手)
 ② 妻 :栄養士
○ 時系列
① 2004年(平成13年) 婚姻(婚姻に至るまでの交際期間3年)
② 2007年(平成16年) マイホーム取得(第一回目、埼玉県内)
                 手付等(約250万円)は妻が支弁
③ 2012年(平成21年) 主人の弟急逝により、主人の実家(青森県)へ転居
                 (転居に伴う各種費用(約35万円)は妻の貯蓄で負担)
④ 2013年(平成22年)  青森市内で賃貸物件に入居(それまで主人の実家に在住)
                   (賃貸物件入居に必要な費用は妻が負担)
⑤ 2016年(平成25年) 青森市内で建売住宅購入(第二回目)
                 (契約時に必要な費用(2165180円)を妻が負担)
⑥ 2016年(平成25年) 青森市内で寒冷地用自動車購入
                 (車両購入等の費用(2125984円)を妻が負担)
⑦ 2017年(平成26年) 主人が埼玉県入間市へ単身赴任()
⑧ 2022年(令和 4年) 主人が妻に対して不倫を突然申告
                   (不倫相手との関係機関は自己申告の時点で4年)
⑨ 2023年(令和 5年) 不倫関係継続中で両人は同棲中。主人本人から離婚要請

○ 主人の単身赴任中の生活費
 ① 会社の寮費  38000円(1ヶ月)
② ガソリン代
③ 小遣い     70000円(1ヶ月)

青森への転居後の家計については、生活が安定するまで妻が自身の収入による貯金を引き出して生活してきました。
 主人の単身赴任後は、生活費とは別にして冷凍食品(手作り)や日用品などを月に数回仕送りしていたほか、定期的に栄養士が監修している食事を契約して7日×2回分配送していた。
単身赴任は夫婦間で決めたことであり、単身赴任は老後のためであることと、主人が自身の両親の近隣に居住して見守るよう依頼を受けてこれを承諾したもの。
また、ローンを早く完済できるようにしたいとの主人の意向もあった。
○ 不倫相手との交際等の費用
4年もの間に必要となった費用は夫婦二人の資産の中で工面していた。
また、寮費が給与天引きされているにも関わらず、外部に部屋を借りて不倫相手と同棲中である。

○ 不倫相手
主人と知り合った当初は既婚者で二人の子供は成人している。
自ら離婚して家庭を崩壊させ、主人と結婚式まで挙げていた。

○ 主人が妻へ離婚を請求するに至った事由
セックスレスが浮気をした原因だとの主張。
とはいえ、主人は単身赴任中、GWやお盆、お正月の休暇には青森へ帰省していた。
しかし、その休暇期間の三日間は妻と二人の子供が済んでいる自宅に居ることはなく、
そのうちの1日は実家で飲酒して泊まり、2日は朝から趣味の釣りに出かけ、また、主人の
両親と毎年キャンプに出かけていた。
これで分かる通り、主人の帰省中は夫婦の時間は存在していなかった。
妻は仕事が終わるといつもすぐに帰宅していたし、休日も自宅にいたにも関わらず、 セックスレスを主張している。
  また、主人の両親は、主人が浮気をしている事実を妻が知るよりも前に知っており、妻にその事実を隠蔽し続けていた。
主人の主張では、自身の反省を何らしていないばかりか 不倫相手とは別れられないとも言い、その一方で家族も大事だなどと身勝手極まりない。
なお、妻は現在、不倫相手の女に対して不貞行為に対する損害賠償請求の訴訟中である。
さらに、主人の両親が主人の不倫について不作為を続けていたばかりか、主人の不倫の隠蔽に加担していたことについて、妻は主人の両親に対して慰謝料請求することを検討中である。

離婚するなら、財産分与の整理と養育費、慰謝料ですね。
離婚を先送りするなら、婚姻費用について応分の負担をさせることでしょう。
財産分与については、双方の給与、管理方法など細かくなるので、弁護士と
事実整理したほうがいいでしょう。