実家の土地に関する問題

実家の父とその弟の叔父はともに八十代で、祖父所有の敷地に各々の名義で家を建て、ほぼ5:5で住み分けていました。七年前に祖父が亡くなった際、叔父から「同居している子供二人の先行きが心配だから」と押し切られ、父4:叔父6で分筆登記した為、現状、叔父の土地に実家の家屋がはみ出す形になっています。ここ最近、叔父が「いずれ引っ越してもらう」と折に触れ言うようになったそうで、父は生まれ育った場所だし、かかりつけ医も近所だし、この年になって離れたくないと悩んでいます。このまま住み続けることはできるでしょうか、できるとして、はみ出している部分は減築などの対応をしなければならないのでしょうか。ご教示いただけますと幸いです。

叔父の土地の一部分について、どこまで使用権があるのかということになるかと思います。分筆をした際の経緯の詳細が明らかではありませんが、契約書で明確にしておかなかった場合、①使用権は分筆時において消滅し、直ちに明渡す義務が生じていたのか、②建物の存在する限り使用を認めるということで分筆されたのか、あるいは、③父一代限りで、使用を認めるということになっていたのか、いろいろ解釈の余地があると思います。

回答をありがとうございます。
父に確認したところ、使用権についての契約書などは作っておらず、「俺はまだここに住むぞ」「好きにしなよ」という口約束のみで、③の解釈でいたそうです。しかし叔父の態度が変わってきた為、不安になったとの事です。明け渡す時期を決めていなかったのだから、これから交渉して一筆書いてもらうと言っていますが、この対応で問題ないでしょうか。