NYのオークション会社からアート作品を紛失され、一方的な和解金額提示。国際問題に詳しい弁護士求む

今年に入りアメリカNYにある大手オークション会社に預けていたアート作品を紛失されたという連絡があり、先方に100%の非があるのに一方的な和解金額を提示され、それにサインをしなければさらに低い第三者機関の査定額になると言われております。先方のCOO、顧問弁護士、営業担当者とのメールのやりとりが履歴として残っております。国際問題に詳しい弁護士を探しております。よろしくお願い致します。

先方からの和解金額は17,000USD、その紛失した作品は私の知人の作家と交換する予定で、そのプライマリー価格は60,000USD。私は35,000USDでの示談金を提示。作品紛失から半年程経過しており、COOから連絡があり、こんな事件は20年間で一度も起きた事が無い、倉庫の3000件の作品を探したがみつからないとの事。同支店名を利用した見積書偽造事件も発覚。先方に100%の非があると思います。

アート作品の価値を決めるのはなかなか難しいため、双方の評価額が割れることはよくあることで、裁判での価値の立証も容易ではないです。
また、今回の預託契約の条項にもよりますが、適用法は連邦法及び州法、裁判の管轄は米国ということになるかと考えられます。
そうすると、日本の弁護士資格では米国で裁判ができず現地法の知識もないのが通常のため、米国で弁護士を探すか、国際的なネットワークのある外資系法律事務所に相談するのがベターと考えられます。