建築請負契約書の印紙代を負担するもの
建築会社と弊社との間で、建築請負契約を締結しました。印紙代が6万円でした。双方にそれぞれ記名押印した紙の契約書があり、先方は弊社の費用で先方の請負契約書に印紙を貼付して、割印をしました。(とくに、その旨の特約は口頭含めて一切ありません。)。一方、弊社の請負契約書については、特に印紙を貼ることなく、かつ、何かあったら、貸すからと、先方の印紙付き契約書のコピーを提供してきました。
わたしの認識は、双務契約の契約書に印紙を貼るときは、原則、それぞれが印紙代を負担するものです。先方の印紙代を負担するなら、当方のは先方が負担すべきが、道理にあうと思っています。どのように解釈するのが法的に妥当といえるのでしょうか
本来、契約の成立を証明するためには契約書は1通作れば足ります。そこで、印紙代を節約するために印紙を貼る原本は1通のみとし、当事者の一方には写しを交付することもままあるところです。
もし契約書原本をもう1通作り手元に置きたいのであれば、その旨改めて依頼することになるでしょうが、その場合の印紙代がどちらの負担になるかは未決事項であり、その際の話し合い次第かと思います。
ありがとうございます。なるほど、1通あれば、足りるということですね。まあ、そうでしょうが、億の金額なので、双方が持つことも、普通にあると思います。
今わたしの手もとには、印紙が貼っていない契約書がありますが、コピーではないので、印紙を貼らないといけないのでは無いかと思いますがどうでしょう。(印紙税上必要だから貼っている訳ですよね)