提示された示談書を、一方的に白紙にされました

不倫相手の妻から、慰謝料を請求する旨連絡があり、請求事由の書面と示談書が送られてきました。

請求事由の書面には、交際を継続する場合の条件(制約)が大まかに書かれていたのですが、示談書には交際を認める旨も、その制約についても書かれていませんでした。

曖昧なまま示談成立させるべきではないと思い、「それらを明記した書面を送ってほしい」とお願いしました。

ところが、突然「納得できないのなら、提案を白紙に戻す」と言われてしまいました。

示談書が送付される前段階の話し合いで、「交際を容認する」との発言が先方からあっており、こちらも、そのつもりでした。

ちなみに、夫婦関係は破綻し、離婚に向けて別居をすると夫婦間で合意しており、夫側は交際継続の意志を妻側に宣言しているようです。

もちろん、謝罪の気持ちはありますので、求償権も放棄し、請求通りの金額で支払えるようにとお金の工面をしていたところでした。
ですので、減額や条件変更などを求めた訳ではなく、不明な点を明確にしてくれとお願いしただけなのです。

まだ交渉段階にすら入っていませんが、こちらの言い分が気に入らないからと言って、一方的に提案を白紙に戻すなど通用するのでしょうか。

通用したとして、強引な(交際禁止が条件、交際継続なら高額、など)示談内容になった場合、それを受け入れるしかないのでしょうか。

提案を白紙にすることは問題はないでしょう。
示談内容に応じるか応じないかは、不倫の違法性の
強弱にかかってくるので、どのようなケースの不倫
なのか、直接弁護士に相談して、適切な金額を検討
するといいでしょう。

内藤先生、前回に続き、匆々にご回答くださりありがとうございます。
こちらが悪いとはいえ、コロコロと言い分を変えられて困惑しています。
結局は、どのような条件で請求するかは先方次第ということですね…。