太陽光発電所購入詐欺に遭い、700万円の申込金の返金交渉を弁護士に相談したい
宜しくお願い致します。
令和4年11月5日 野立ての太陽光発電所(2150万円)の購入を販売業者と契約をしました。
申込金として700万円を請求された為、11月7日に700万円を業者の口座へ振り込みました。
新規物件となりこれから建築する物件となります。場所は北海道の石狩市となります。
引き渡し時期は契約書に令和4年11月20日と明記してありました。
納期の確認のため連絡をすると、業者からは雪の影響で12月頃の引き渡しに間に合うかどうかとの話。
年明け何度電話しても雪の影響でまだできないの1点張り。
雪で工事が進まないならしょうがないと私もしばらく待つことにしました。
その後、結局雪の影響で4月になっても工事ができなくて引き渡しができないとのこと。
石狩市をWebカメラで見ると一切雪が積もっておらず、完全におかしいと思いアポを取り業者の事務所に出向き理由を確認しに行きました。
結局、発電所建設の土地の所有者と話がついておらず建設自体もできないし、すでに手配済みと聞いていた建設資材も
買っていないとの事。
であれば申込金の返金をお願いしましたが、他の資金に回していて返金が今すぐできないとの事。
そもそも、新規の石狩の物件もなかったがお金を作るため偽の物件を案内し私から700万円を詐取したと思われます。
他の事業で私もお金をが必要となるので100万円でも2週間以内に返金してくださいと丁重にお願いしましたがないものはないの1点張り。
弁護士に訴えて訴訟をするといっても、ないものは返せないですよと開き直っています。
どのように弁護士さんに相談し、業者と回収の交渉をすればいいのでしょうか?
宜しくお願いいたします。
ワンオネスト法律事務所の弁護士の吉岡一誠と申します。
話し合いによる回収が難しいようであれば、詐欺や債務不履行を理由として、裁判を起こして返金を求める余地があるかと思います。
判決が出た後も相手方が支払わない場合には、別途相手方の財産調査の手続きや強制執行を申し立てる必要があり、回収までのハードルが相応にある可能性がございますが、諦めずに回収を図りたいとのご意向であれば、お早めに個別の弁護士に相談をすることをお勧めいたします。
なお、弁護士費用は事務所により異なるため、複数の事務所に相談して、見積もりを取ると良いかと思います。