退職の相談について求めてます

3年前に東京に一年出張し、転勤に変更になったため元上司から店の小口金で足りるのであればとりあえず立て替えるよう伝えられ対応したところ横領という扱いになりました。
借金もあり懲戒解雇、逮捕を覚悟しておりましたが借金は社長が120万円立て替えをしてくださり現在毎月2万円を返済しております。
ですが、大阪に戻ってこいとなり生活費を考えると引っ越し費用は少しでますが今後の返済遅れ、生活費が足りないなどがあるかもしれないと不安になり残り退職を願いたいと思っております。返済は貯金額と二ヶ月ほどの給料でなんとかなると判断しているのですが上司が全うしていない、義理が果たせてないとのことで退職を認めてくれません。
この場合でも返済は終われば退職は可能ですか?助けていただいて裏切りの気持ちが深いですが今は自分の生活と未来を安定させたく相談させていただきたく思います。
懲戒解雇になってもどうにか働きさえ見つかればいいと思ってるのでよければご意見ください。

引っ越し資金を小口で対応したということです

退職については、①合意退職(会社側の承諾を得る必要あり)の他に、②労働者側からの退職の意思表示(会社側の承諾は不要)という方法もあります。
 民法627条1項によれば、会社に対する退職の意思表示から2週間を経過すれば、会社側の意向にかかわらず、会社を退職できることになります。
 ただし、雇用契約書や就業規則には30日前に退職を申し出ること等の定めがなされている場合があるため、円滑な退職のためには、雇用契約書や就業規則の定めを確認しておくべきでしょう。
 一度、雇用契約書や就業規則等の証拠を持参の上、弁護士に直接相談してみてはいかがでしょうか。法テラス等の無料相談が可能な相談場所もあります。なお、ご自身での退職が難しい場合には、弁護士に代理人になって交渉してもらう方法もあるかと思います。
 
【参考】民法
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。