会社設立時の資本金と株主の関係について

友人から資本金の一部を登記が終わるまでの間、貸してほしいと言われ貸しました。共同経営者がいることでした。
会社が設立されたのは確認しましたが、結果的に多少返済されて友人とは連絡が取れなくなりました。
そこで思い出したのですが、友人は株主ではないと言っていたのですが、出資金を出しているのに株主ではないということがあり得るのでしょうか?
出資金として貸したのに、出資金として使われなかった場合、詐欺に問えないかと思ったのですが...

株式会社であれば、会社の設立を行った人物(発起人)は出資した金額に応じて会社設立後は株式を手に入れるルールになっています。そのため、ご友人が会社の発起人として出資金を会社に入れているならば株主になっていないというのはおかしな話だと思います。
もう一つの考え方として、お貸しになったお金は出資金として使われたのではなく、設立のための諸費用(事務所の賃貸料やオフィス用品購入費等)にあてられた可能性はあります。この場合、お貸しになったお金はご友人ではなく会社の借金ということになる可能性もあります(確証がある話ではありません)。
会社の名前と連絡先が分かっているならばダメ元で会社に請求してみるのも一つの手です。