不動産仲介業者様との物件引き渡し日程に関するトラブルです
不動産仲介業者様(以下、業者様)との物件引き渡し日程に関するトラブルについてのご相談となります。
経緯
2020年09月某日
当方が当該の新築物件をWEB検索にて見つける。
2022年09月08日
当方より業者様にネット経由で問い合わせの上、業者様より当該物件の資料をメールでお送り頂いた。
※資料には「3月下旬引き渡し可能」と明記あり。
2022年09月16日
業者様より、問い合わせが殺到しているので現地の確認を早々に行う様にとのご連絡をメールで頂いた。
2022年09月23日
業者様と現地確認の上、業者様事務所にて売買契約に押印
※売買契約書には完成予定2月末、契約書の日付は04月17日
業者様より、「3月末引き渡し予定だが、万が一にて04月17日として欲しい」との口頭説明を頂いた。
2023年02月03日
業者様より3月17日完成予定とのご連絡をメールで頂いた。
※「引き渡し予定は4月だが、3月末も可能」との明記あり。
2023年02月08日
当方の引越しを03月25日、当時居住の賃貸物件の退去日を03月29日として関係各所に手続き。
2023年02月27日
業者様より「03月25日の引き渡しが難しい」旨の電話連絡を頂いた。
当方より「既に引っ越し業者も手配している、賃貸の退去申請もしているので、この時期に言われても困る」旨を同電話にてお伝えした。
2023年02月28日
業者様より「外構工事を後回しにするので、3月末引き渡し可能です。」との電話連絡を頂いた。
その際に併せて「3月末までの引き渡しにて銀行金利のキャンペーンも適用出来そう。」とのご説明も頂いた。
当方は、上記のお話から3月末での引き渡しが可能なものと安堵した。
2023年03月07日
業者様より「最遅にて3月31日の引き渡しになりそう」との電話連絡を頂いた。
2023年03月08日
当方の引越し、賃貸退去を04月02日へ変更した。
2023年03月17日
当方より「04月02日の引き渡しが可能か」業者様へ確認の電話連絡をした。
業者様より「04月17日として欲しい」とのご回答を同電話にて頂いた。
この連絡により、当方より賃貸の延長、引っ越し日程の変更を関係各所に依頼したが、適わなかった。
以上の顛末より、
2023年03月22日
■当方自身にて荷物一時預かりの施設を契約
2023年03月22日~26日
■当方自身にて上記荷物一時預かり施設へ一部家財搬入
2023年03月28日
■引っ越し業者様による当方別邸(千葉県)への家財移送
2023年03月29日~04月14日(予定)
■宿泊施設を当方自身にて契約して仮居住
2023年04月14日(予定)
当該物件引き渡し
2023年04月14日以降
■荷物一時預かり施設、および別邸より家財移送
半ば強引に契約を進められた上に、業者様から3月末で当該物件への入居可能との説明を継続頂いており、そのお話を当方も信じて各手続きを進めていたにも関わらず、直前になって覆されたため本来不要であったはずの顛末以降の上記■部の事象が発生しております。
これにより金銭的な損害は勿論のこと、心身的な損害も多く被っております。これら損害は業者様に賠償請求して良いものでしょうか?
電話でのやりとり等の直接証拠がない部分については、否認したり、知らぬ存ぜぬの対応をしてくることが想定されます。
また、契約書の記載内容等から債務不履行はない、賠償義務は負わない、損害との因果関係はない等の主張をしてくることも想定されます。
これらの想定される相手方の主張•対応も踏まえた上で、お手もとの証拠を直接確認しながら相談を実施すべきご事案かと存じます。
そのため、①契約書、②メールのやりとり、③顛末以降の出来事で生じた費用に関する証拠等を持参等の上、弁護士に直接相談なさってみることをご検討下さい。
その相談では、請求のための法的構成、当方の主張を裏付ける証拠の有無、損害の範囲•金額、解決方法(交渉•調停•訴訟等)、解決までにかかる費用等を確認することになろうかと思います。
なお、個人的には余計な費用が生じた要因は相手方の対応にあるように思われますので、一定の賠償が可能な事案ではないかと思われます。
ありがとうございます。
業者様も電話の内容についても顛末書として上記内容は認めて下さっているので証拠資料としては提出出来ます。一定の賠償を頂ける様であれば具体的に進めて行こうと思います。
ひとまずの御礼まで。