あずかり知らない借用書の連帯保証人の解除について

昨年2月に実弟が当時の勤め先の取引先(発注先)に業務上の補填のため1,000万円の借入を行い借用書を差し入れました。この時、借用書の連帯保証人に私の氏名の記名及び押印(実印ではありません)をしたことを後から告げられました。その後、3月には実弟の勤め先からの追及により当該取引先への返済を済ませたと聞いたため借用書の返還と破棄を実弟に依頼しましたが返してもらえなかったが問題ないとのことを実弟より聞きました。その後、勤め先を解雇になり1年が経過した時点で実弟の配偶者から当該取引先との貸借関係は切れていないことを聞き、実弟を問い詰め借用書の否認を改めて通告し、借用書の返還を求めたところ、当該取引先にて引越があったので当該取引先が2023年3月19日以降に探して見つかり次第返却する旨を約束していると実弟より聞いておりますが2週間経ってなんら動きがありません。実弟とは絶縁状況にあり両親が擁護するため追及しづらく対処に困っています。

連帯保証人になる契約(連帯保証契約)の当事者は、契約書上、貴殿と取引先(発注先)となっています。契約書が偽造であれば、まずは取引先との関係で保証人でないことを確定する必要があります。取引先に問い合わせて、主債務の有無を確認し、残っているようであれば、債務不存在確認請求等を検討することになります。
保証人の責任との関係では、弟様を追及してもあまり意味がありません。