弁護士の守秘義務について
数年前、A弁護士に遺産分割についての業務を被相続人の兄弟全員でを頼みました。(A弁護士は契約書の作成をせず、業務の内容や報酬金の説明もせず、また、A弁護士の作成した遺産分割協議案には、多くの虚偽がありました。)
結果、三年たっても、遺産分割協議は合意に至らず、調停で話し合いをすることになりました。
調停になって二年程たち、私はA弁護士に、A弁護士の作成した遺産分割協議案の不審点などについての質問をメールで行っていました。
そのメールの中でA弁護士が、「今度、審判が出るそうですね。異議がなければ、相続は終わりますね。」と書いてきました。
私はA弁護士に、その事は話していませんので「誰からその事を聞きましたか?」と書いたところ。
「情報の出所については,どうも迷惑がかかりそうな雰囲気なので全面的に守秘させていただきます。」との回答です。
審判が出る事を知っているのは、私の弁護士、相手方、相手方の弁護士のみです。
このひと月の間での、相手方弁護士、相手方とのA弁護士の接触は考えにくく、また「相手方」がこの情報をA弁護士に話したとしても、何ら問題はないものと思います。
A弁護士に話した可能が一番高いのは、私の弁護士です。
私の弁護士は「〇〇の会」という弁護士の会の会合でA弁護士と毎月顔を合わせますし、またそこの会合で話す(会食をしながら)機会も多いのです。
A弁護士に「情報の出どころ」は誰であるのかを、話して貰うことはできないのでしょうか?
このままでは安心して自分の弁護士に話をすることができません。
あなたの弁護士に事情を話して、真偽を確認して、その弁護士が発信源なら、
今後、A弁護士に情報を伝えないようにくぎを刺しておくといいでしょう。
また、A弁護士が、あなたに、情報の出どころを伝える義務はないでしょうね。
内藤先生
早速のご返信をありがとうございます。
私の弁護士には、事情を話して、確認をしました。
答えは「言っていない。」です。
事実を認めて、素直に謝ってくれれば、まだ、よかったのですが。。。。
残念です。