偽造証拠提出の弁護士の責任について

2021年12月に民事裁判中に、相手が偽造した株主総会議事録を提出してきました。偽造と確証があり、法務局へ議事録の閲覧を行い、偽造書類であることが証明され、裁判所にも、その点説明し、和解となりました。これは親の裁判です。裁判が始まる前から、責任追及を行っており、議事録が偽造であることを、相手方、その代理人弁護士へ指摘し、原本提出を依頼してきましたが、頑なに拒否してきました。相手方弁護士は、偽造作成に関与はないだろうと考えておりますが、偽造だと知っていたはずです。相手方は、もちろんのこと、弁護士の責任追及は可能でしょうか?

偽造であることを弁護士が認識していた証拠があれば、責任を追及することはできるでしょう。
他方で、「たぶんそうだったはずだ」程度の薄弱な根拠で懲戒請求をしてしまうと、逆にあなたの方が責任を問われる事態もないとも言えません。