不倫示談交渉と訴訟について

数ヶ月前から子持ち(小学生以下)の仕事関係者と不倫関係にあります。不倫相手は離婚に同意、わたしと関係を継続するつもりです。不倫相手の配偶者は離婚について答えは出さず離婚するならば1年後であると話しています。
慰謝料100万を請求され支払い済み、今は示談書を作成され内容を検討の上サインすると伝え、交渉中です。
示談書には「連絡先の削除」「今後一切業務に必要な範囲以外の連絡をしない」などの接触禁止条項が示されており、業務上受け入れ難い内容のため削除を申し入れました。しかし相手方からは「最終的にはお互いの連絡先を削除してほしい」「業務に必要な範囲または不要な範囲を示してほしい」との返答でした。
①交渉は続けるつもりではありますが、現時点で示談書の内容に納得はできません。サインしない状態を続ける、またはサインできない旨を伝えこのまま関係を続けた場合、どのようなことが考えられますか。
②仮に訴訟になった場合、双方にはどのようなリスクがありますか(訴状が職場に送付されないよう、自宅住所を伝え示談書を郵送してもらおうとは考えています)。

①交渉は続けるつもりではありますが、現時点で示談書の内容に納得はできません。サインしない状態を続ける、またはサインできない旨を伝えこのまま関係を続けた場合、どのようなことが考えられますか。
→裁判外での解決が難しい場合、訴訟手続きに移行することが考えられます。

②仮に訴訟になった場合、双方にはどのようなリスクがありますか(訴状が職場に送付されないよう、自宅住所を伝え示談書を郵送してもらおうとは考えています)。
→リスクとしては訴訟手続きの手間と労力程度ではないでしょうか。

倉田弁護士の見解に補足しますと、示談書の締結に応じない場合、不倫相手の配偶者が離婚に応じないという態度を示す可能性もあるかと存じます。有責配偶者(今回でいう不倫相手)からの離婚請求は原則としてできないというのが裁判所の見解ですので、配偶者が同意しない限り、離婚という結果を得ることは相当困難になるように思われます。
(ただ、示談書の締結に応じたとしても離婚に応じない可能性は否定できませんが。)

このあたりは各人の感情に大きく左右されるところですので難しいところですが、ご質問者様の求めるもの如何によっては、ある程度配偶者の意向に沿った対応を行うことも一案かと思われます(例えば●年間は接触しないといった内容にする等)。