遠方の友人への貸し借り
昨年の8月に5年ぶりの友人から連絡があり、「飲食店で今働いていて売上金を落としてしまい40万をすぐに貸して欲しい」と言われました。
「暗号資産のお金が12月にはいりその時に返す」と言っていたので40万を貸すことになったのですが、「毎月生活できるお金がない」と言い毎月20万ほど貸しました。
12月になり返して欲しいと連絡しましたが連絡が一切取れず1ヶ月後に「捕まっていて裁判にかけられて一審を終え警察の留置所にいる、示談金を払えば外に出れるしお金も返せると言われ再度示談金17万を貸して欲しい」と言われ返してもらえるなら
と思い17万を振り込みましたが「多分口座が凍結されていて下ろせない」と言われ結局返してもらえず連絡も取れない状況です。
遠方にいる友人です
借用書はあります(毎月5万円返済) 100万
住所、電話番号、マイナンバーカード、職場、口座番号はわかります。
実家と連絡先もわかりません。
返済してもらうにはどの様に行動したらいいでしょうか?
本当は捕まっていなくただ騙し取られていた可能性はあるでしょうか?
ワンオネスト法律事務所の弁護士の吉岡一誠と申します。
お伺いした事情ですと、騙し取られた可能性も相応にあるかと思います。いずれにせよ、貸付の証拠があり、かつ相手方の連絡先も一定程度把握しているということですので、回収のためにやれることはまだまだあるかと思います。
具体的には、電話や書面送付により催促をする、裁判を起こす、念のため詐欺被害の可能性がある旨を管轄の警察署に相談しに行くといったことが考えられ、かつこれらの対応をご自身で行うことが難しそうなら、弁護士の力を借りるという道もあるでしょう。
一般論ですが、この手のトラブルでは、待っていても相手方から任意に返済される見込みは低い一方で、何かしらアクションを起こせば、事態が好転して、少しの金額であったとしても回収を図れるということがままあります。債権回収においては、根気強く、「やれることは全てやる」というスタンスで臨むことで実を結ぶことがありますので、泣き寝入りしたくないというお気持ちでしたら、対応方法の詳細を聞くために、一度弁護士に具体的な相談をしても良いかと思います。
吉岡先生ご返答ありがとうございます。
弁護士さんに相談する勇気もなくここでご相談させてもらったのに行動にうつしていきたいと思います。
大変ありがとうございました。