現在着手中の進捗について相談
ロマンス詐欺にあい、既に某弁護士事務所に依頼しているものです。
1年経ちますが最近は弁護士事務所側の多忙による業務遅延が気になり始めました。
クライアント側から催促してもいいものですか?
また、着手金10%・成功報酬3.3%で契約をしています。今更蒸し返すことはしませんが妥当な料率だと思われますか?
進捗の確認をすることに特に問題はないと思います。
また、弁護士報酬については、各弁護士が当該事案の具体的状況を踏まえて定めるものなので、妥当かどうかはなかなか判断が難しいところと思います。
ご丁寧にありがとうございます!
力が湧いてくるようです。
頑張ります。
>クライアント側から催促してもいいものですか?
はい、問題ありません。
>また、着手金10%・成功報酬3.3%で契約をしています。今更蒸し返すことはしませんが妥当な料率だと思われますか?
妥当かどうかについては、個別の事案や、双方の納得に基づくものですので、
回答が難しいです。
おそらく、うまくいかないリスク等についても契約時に説明された上で、契約されたのではないでしょうか。
詐欺については、回収が困難なことも多いので、当該事務所としては、
回収できなくてもダメージが少ない(着手金10%は結果に関わらず報酬として入る)契約にしているのだろうなあ、という印象です。
その意味で、弁護士事務所からすれば、回収できないリスクに配慮した契約といえます。
依頼者側からすると、被害額がいくらかわかりませんが、うまくいってもいかなくても10%の着手金は支払うことになるので、
回収見込みとの兼ね合いで、その金額の妥当性を検討することになります。
回収が相当期待できるなら十分ありだと思いますし、回収見込みがほとんどないなら、ただただ被害額が1割増える結果になりかねないので、やめたほうがいい、という感じだと思います。
補足です。
以下、一般論として、詐欺の回収が難しい理由を述べます。
(注 「相談者さんの事件で回収見込みがあるかどうか」について述べたのではなく、あくまで詐欺被害についての一般論です。)
詐欺をする人というのは、騙されたことに気づいた被害者が、今後返還を求めてくることは、初めから予想しています。
なので、ばれた後も被害者に取り戻されないように、財産隠しをします。
例えば被害金が振り込まれたら、いつまでもその口座にお金を残さずに隠す、というようなことです。
弁護士からすると、法律的な手続きで預金等財産を差し押さえることはできますが、財産を隠して、
それを困難にさせるわけです。
着手金の件、やはりそうですよね!
初回「これが弁護士会の妥当な料率です」といわれましたし、他弁護士事務所は多忙を理由に断られるその当時はここしかなかったということもありますが、このレスポンスの遅さなどを鑑みるとそこに大きな営利目的があったことがわかります。
甘えてすみません。派生させてお伺いできるなら教えて頂きたいのですが、今後の方法としては担当弁護士事務所(回答をくれるのは弁護士ではなく複数の事務員)と密に連絡取りなるはやは期待しませんがスムーズな対応をしてもらうように働きかけるのがベストな方法でしょうか!
>初回「これが弁護士会の妥当な料率です」といわれましたし、他弁護士事務所は多忙を理由に断られるその当時はここしかなかったということもありますが、このレスポンスの遅さなどを鑑みるとそこに大きな営利目的があったことがわかります。
申し訳ありませんが、ネットで部分的に事情を聞いただけでは、なんともコメントができません。
>甘えてすみません。派生させてお伺いできるなら教えて頂きたいのですが、今後の方法としては担当弁護士事務所(回答をくれるのは弁護士ではなく複数の事務員)と密に連絡取りなるはやは期待しませんがスムーズな対応をしてもらうように働きかけるのがベストな方法でしょうか!
近所の別の弁護士に、面談相談に行き、詳しい事情を伝えて対応を相談するのが一番だと思います。
補足です。
今後の対応を考えるにあたっては、ロマンス詐欺の犯人からの、回収可能性が問題になってくるため、
ネットではっきりした回答が難しいです。
今後、引き続き依頼して回収見込みがあるのなら、手続きを進めるように連絡する、というのは考えられます。
他方で、このまま続けても相手からの回収が全然見込めないようなケースなら、ここで依頼を終了したい、着手金を一部返してくれないかとか、
交渉してみることも考えられます。