父親が親権をとるには

息子の嫁が浮気をしていて、離婚を考えています。
一歳半になる孫娘の親権が欲しいです。いろいろ調べて父親が親権を取ることが難しいとのことで、
浮気の証拠を確実に押さえるため、探偵に調査を依頼することを考えています。親権を取るための、浮気している確実な証拠はどの程度必要でしょうか?
回数や期間など、、ケースバイケースだとは思うのですが、ご教授いただけませんか。
息子の嫁は子育てをあまりしていません。夜中に出掛けて始発で帰ってきたりしているそうです。それが週に1~2回あります。インスタのDMのやりとりで相手の最寄駅、バイト先は確定しています。顔もわかります。

専業主婦ですかね。
浮気の特定や原因、朝帰りの頻度、それが育児に与える影響度合いを見ることに
なりますね。
有責配偶者でも、子の監護者として不適格かは、異なる視点から見ますからね。
浮気していても、育児は行っており、母親としては問題ないことも往々にしてあ
りますから。

ワンオネスト法律事務所の弁護士の吉岡一誠と申します。
不倫については、必ずしも直ちに子の監護養育に悪影響があるとはみなされていないため、不倫相手との交際に夢中で慢性的に育児放棄に至っているといった特殊な場合を除き、基本的に親権の判断に影響しません。週1、2回の朝帰りについても、その間、夫や祖父母など同居親族が子供と一緒にいるということであれば、子への影響はそれほどないとして、親権の判断にそこまで影響しない可能性があるでしょう。
不倫の事実については主として慰謝料の請求においてしっかり主張すべきでありますが、それはそれとして、親権の判断において重要なのはやはり従前の監護(日常生活における子の身の回りの世話)の実績です。
母子手帳、保育園の連絡帳、育児日記などから、メインで(ないしは積極的に)監護養育していたということを立証する必要があるので、そのための準備に注力すべきかと思います。
あとは、別居や離婚後に、相談者様の息子様が子育てをするとした場合に、それを補助してくれる親族(できれば同居が望ましいです)が存在するということも重要ですので(いわゆる監護補助者)、そうした環境を作る準備も必要になろうかと思います。

返信ありがとうございます。誠に感謝しております。先に弁護士さんに相談すれば良かったと思っている所なんですが、現在、探偵事務所の方に息子の嫁の浮気調査を依頼中です。2回ほど素行調査を行いました。そこで、その契約が50時間でしっかり写真等で証拠を押さえ、120万の契約でした。そこで、嫁は1回の調査につき夕方から昼まで男性と会っているので22時間かかりそれが2回でほぼ調査時間を使いきってしまいました。探偵の方からは最低3回は浮気現場を押さえた方が親権をとるのに有効だというお話なのですが、吉岡さんのお話だと不倫事態よりも従前の監護の方が重要だと言うことで、素行調査を打ちきって、他に嫁が子育てしてない事実に注力する方向に持っていこうと考えております。親権を確実に取るため、息子は素行調査を続けたがっていますが、費用もかなりかかるため、どうするのが最善かと頭を悩ましております。
どうかご教授ください。

様々な意見があるかと思うので、判断材料を増やすために複数の弁護士に相談するのが良いかと思いますが、私見としては、親権獲得という観点からはこれ以上余計な費用をかけるべきではないかなと思います。