個人間の仕事における金銭トラブル
7年ほど前に当時の仕事のパートナーに案件共有してもらい、ある事業に対して個人から資金を集めていたことがあるんですが、それが思うような成果を得られなかったんですね。
その事業に投資していた方の1人が半グレみたいな人間を使ってきて僕のその時のパートナーに金を返せと回収にいってそのパートナーは数百万規模の金額を返済したといっていました。
しかし、その時にその取り立ててきた人間が次は僕(投稿者)に回収行くと言って、僕は当時返済できるだけのお金もなかったので、そのパートナーが数百万円建て替えたと言ってその当時は収まったんですよね。
それが本当であれば感謝ですが、いますぐに建て替えてもらった金額全部返すのは無理ですし、相手も当時はいつでもいいよって言ってくれていたんです。
ですが、7年くらい経った最近になって急に態度変えて取り立ててきてて、SNSなどで僕の周りも嗅ぎ回ってるみたいなんです。
前に当時700万払った証拠を見せてほしいと提示しましたが、ありますよとだけ言われて実際は見てないですし、金銭の書面も撒いてるわけじゃないので、金融機関の振込み明細や受領書などがあれば僕も納得するんですが、もし相手がそれを提示できなかった場合、仮に当時現金で払っていたとしても返済しなくてもいいのでしょうか？
この場合どう対処したらいいかご教授お願いします。
ワンオネスト法律事務所の弁護士の吉岡一誠と申します。
相手方が相談者様に対して裁判上金銭の支払いを求めるためには、本来相談者様が支払うべきであった金銭を相手方が立替払いしたことを最低限証明する必要がありますので、相手方が領収書や送金履歴等の根拠資料を提示してこない限り、任意に支払う必要はないかと思います。また、裁判所に判断を下してもらう方が白黒はっきりするというところもあるため、裁判外の交渉には一切応じずに、相手方に裁判を起こしてもらうよう促すというのも一つの道かと思います。