工事中の現場での下請けとのトラブル

私は、店舗設計施工の会社を経営しており元請けの立場です。この度、市内の某現場を年末から着手し各下請け業者へ工事を依頼し、今1/3程度施工が進んでいますが、電気屋さんと最初から折が合わず 見積りも出してもらえないまま急に出来高での請求書が郵送されてきました。
電気屋さんとは、8年ほどの付き合いにはなるのですが、神戸の業者なので神戸での現場の際には仕事を依頼していました。頻度は、一年間に二~三件で最近は間が離れていました。
電気屋さんは、社長が父親から次男へ代替りし、当時次男も職人で現場へ出ていて和気あいあいと話たりしていたのですが、社長の立場に代わってから 今回初めての現場で衝突し合うようになりました。
このまま工事を進めても、請求金額が合わない点と、協調精神がないので話もできずにいるので 別の電気屋さんに依頼したいとも考えています。
電気屋さんからは、見積はもらっていませんので契約書も交わしておりません。
どこまで、支払う義務があるか教えて下さい

出来高の請求書は、957万税込の内の440万で来ており これがどこまで含まれているか まだ追加が発生するのかも分からず、内訳を聞くと電話口で口調荒く圧力で押し付ける次第で、やはりこのまま工事を進めれる事も出来ないと考えています。
金額が金額だけに、折り合いは当事者同士で進まない場合の次の手順とリスクや費用なども教えて頂けたら助かります。

このまま工事を進めても、請求金額が合わない点と、協調精神がないので話もできずにいるので 別の電気屋さんに依頼したいとも考えています。
電気屋さんからは、見積はもらっていませんので契約書も交わしておりません。
どこまで、支払う義務があるか教えて下さい

まずは工事自体に利益があるかどうかが問題となるでしょう。
全く意味のない、予定外の工事を無断でしたなら、払わなくてよいですし、こちらが損害賠償も検討出来るでしょう。

次に、一応は意味のある工事ならば、その工事で受けた利益分、同じ程度の工事での最低料金の支払いでよいでしょう。

ただし、口頭でも一応は契約が成立しており、かつ当該工事なら過去の類似工事から、相当の金額がわかるならそれを払う必要がある可能性もあります。

なお、金額や対立状況によっては、支払いを拒否して調停を検討することも考えられます。
いずれにせよ、その業者とそういう関係でしたら、いずれはもっと大きなトラブルも起きかねませんので、これ以上の取引を避けるのは良いと思います。

一般的なご回答になりますが、請求書がどういった工事のものなのかによると思います。ご依頼された工事内容に則したものであれば支払う義務はありますが、その金額が、進んでいる工事の進捗具合に対して適切なものなのかもよりますので、一度お近くの弁護士に相談するのが良いと思います。