肖像権を侵害する無在庫転売屋が乱立しています。慰謝料の請求は可能でしょうか?
私はAmazonでネット販売をしているのですが、楽天やヤフーショッピングでカタログ、画像の無断使用の無在庫転売屋が多数現れております。個別でメッセージを送るとたいていは謝って消えていきますが、こういう場合は著作権・肖像権侵害等で訴え、また慰謝料の請求など可能でしょうか?
トップの画像や文言はまだしも、紹介ページのモデルは実子を使っているので、明らかな肖像権侵害です。自分のみが販売する商品だからこそそういう形で出しているのに、数十社が勝手にネットに上げているので許せません。
慰謝料の請求ができるのなら、今後抑止力として各ショップや運営サイトへも強気でメッセージを送れるのですが。
ワンオネスト法律事務所の弁護士の吉岡一誠と申します。
元々商業利用している写真とのことですので,商業的価値があるものとして,慰謝料というよりは,相談者様の著作権やお子様の肖像権(ないしはパブリシティ権)侵害による経済的損害を請求するのが適切でしょう。
ただし,損害額の算定については,一般的な商業用画像の使用料相場等に基づくことになり,大きな金額にはならない可能性がありますので,実際に裁判を起こす場合には費用対効果の問題は残るかと思います。
回答ありがとうございました。
実際の損害などは算定しづらく、時間と費用だけが嵩みそうなので、訴えるのは避けた方が賢明ということですね。
事例として請求できるなら、それも警告文に入れられると思いましたが、それ抜きで警告し、様子を見ようと思います。