婚約破棄に伴う慰謝料およびその他費用請求
婚約破棄に伴う慰謝料およびその他費用請求を考えています。
交際から約半年で同棲、その約半年後プロポーズし婚約。相手方のご家族には挨拶済み。
その数ヶ月後、一方的に婚約破棄をされました。その理由は性格不一致によるものがほとんど。こちら側の不貞やハラスメント等の問題は一切無し。
交渉を試みるも話を聞く素振りもなく、関係は修復出来ないと判断し渋々婚約破棄を承諾。
婚約破棄の2ヶ月前から相手の外泊が多く、その間に他に異性がいたものと思われます。(確信的な証拠はありませんが、各種状況証拠からある程度推測されるレベル)
婚約破棄の会話からの数ヶ月間、相手が新居に移るまでの間は同棲環境は続いていましたが、その間も外泊連泊は毎週のように行われておりました。また相手の在宅時に新しい交際相手と思われる相手との電話で私のことを批判している内容を聞き、強くショックを受けました。(会話の一部は録音済み)
今現在、相手は新居に引越しており、その際に家電の大半を持っていかれました。同居に伴う初期費用は相手方が多く出していますが、本件含めて当方配分に納得いっておりません。取り分の交渉はしたものの相手は聞く耳もたず、これまた渋々交渉終了。また当時は精神的にも弱っていたため正常な交渉が出来ていなかったようにも思います。(録音有)
また交際中から私に対して強い発言や無視といった態度を度々受けていた事も正常な交渉が出来ない背景にあったと思っています。(過去の発言等の記録有)
この婚約破棄騒動を発端に精神的に強くダメージを受け蓄積しており、仕事や体調に影響が出始めたため数日前にメンタルクリニックを受診したところ抑うつと診断されました。しばらくの間、カウンセリングと投薬治療になるとのこと。また今のところ休業は可能な限り考えていませんが、状況によっては可能性があるかもしれません。
このような状況で、既に婚約破棄&別居となっている相手に対して慰謝料請求およびその他費用(引越し費や家電購入費など)を請求することは可能でしょうか?
どなたかお力添えをよろしくお願い致します。
婚約破棄による慰謝料請求が認められるためには、①婚約の成立と②婚約破棄に正当な理由がないことが必要です。そのため、相手が慰謝料の支払いに応じない場合には、訴訟を提起し、①②を主張立証し、裁判所に認めてもらう必要があります。
ご投稿内容にある諸事情からすると、①婚約の成立はクリアーできる可能性があり、②の正当な理由の有無が大きな争点になるように思われます。
いずれにしても、お手もとの証拠を持参の上、お住まいの地域の弁護士に直接相談されてみてはいかがでしょうか。お住まいの地域の法テラスや弁護士会などでも直接相談可能かと思います。