借用書なし個人間の問題
8年ほど前に、当時アルバイトしていたお店の奥さんのいるお客さんと付き合うようになりました。当時シングルで子育てをしていた私は借用書なし、期限なしで学費を何度か援助してもらいました。ここ一年ほどもう会いたくなく、何かと理由を付けてお断りしていたら、今日急に742万の金銭消費貸借契約書を書いてくれとメールが来ました。
こんな額では無いはずですし、払えないし払いたくないし、会いたくないです。
彼は私の自宅や子供の就職先を知っています。
どうしたらよいでしょうか?
もしかして、あなたのお子さんはフォーダム大学に留学されてないでしょうか?
冗談はともかく、そもそも借入れか贈与か、借入れとしても金額に争いがある以上、例えば代理人弁護士を立てるとか、債務不存在調停を裁判所に申立て、返済額や返済方法の協議をするなど、解決策はあります。
早めに何らかの手を打つべきでしょう。
借用書がない場合でも裁判などできるのでしょうか?
借用書を書けと言われていますが、拒否はできるのでしょうか?
借用書など直接の証拠がない場合は、例えば銀行の振込・引き出しの記録やメールのやり取りなど、間接的な証拠を積み上げて裁判になることもあります。
借用書を書く義務(相手に有利な証拠を作ることに協力する義務)はありません。しかし、無視し続けるだけでは返済の要求は収まらず、問題は解決しないと思われます。