離婚の協議中に家のローンを全額請求されてます。実際の割合を教えて下さい。

結婚して20年以上経ちますが、妻との相性が悪く結婚当初から喧嘩を繰り返していました。長年に渡り妻の暴言や家事の押し付けに、私は精神的に耐えられなくなりました。
人格否定(モラハラ)、洗濯以外の家事をほぼ押しつける(朝の炊飯、子供の弁当、掃除、夕食、洗い物など)。給料は全額渡しているのですが、私にお金をほとんど与えてくれず、車も2台所有してますがあまり乗らしてくれません。いつまで続くの?と聞くと、一生続くと言われました。毎日が終身刑のような感覚で、妻に支配されています。そして子供の前で私の悪口や暴言を吐き、酷い時は出て行けとまで言われました。
勿論、私にも原因がある事も踏まえ、妻にこれらの苦悩を伝えました。最初は心を入れかえるから見捨てないで欲しいと歩みよって来て態度が好転したのですが、一旦別居をする事にしました。すると妻は途端に態度が一転し、子供2人の養育費と家のローンを請求してきました。子供は大学2年、高校1年です。
養育費を負担するのは理解しますが、家のローンがまだ20年弱くらい(約2000万)残っており、全額請求してきました。妻も働いております。
私は離婚をする事を決意しました。この請求に対してどう判断すればいいのかアドバイスを頂きたいと思います。

ご参考にしていただければ幸いです。
住宅ローンの負担の問題は「財産分与」の問題です。
(住宅ローンが残る)不動産がある場合の財産分与はやや複雑ですが、不動産の価値はあるか(オーバーローンか否か)、どちらが不動産を取得を希望するかなどによって判断する必要があります。

本件のご相談の場合、住宅ローンを全額請求してきたとのことですので、別居後は相手方が自宅に住んでいるものと推測しています(間違っている場合は申し訳ありません)。
そうだとすると、離婚後も相手方が自宅不動産に住み続けることを希望するものと思われます。
仮に、相手方が離婚後に自宅不動産に住み続ける(不動産の取得を希望する)場合には、通常、相手方が残りの住宅ローン(全額)も負担することになります。
ですので、本件では、相談者が住宅ローンを全額負担する必要はなさそうです。

もっとも、仮に、相談者が自宅不動産の取得を希望する場合には、ご自身で住宅ローン全額を負担する必要があります。

なお、不動産の財産分与が絡む離婚問題は複雑ですので、一度、離婚専門の弁護士に相談することをおすすめします。

非常に参考になりました。専門の先生に相談しようと思います。
丁寧な回答ありがとうございました。