錯誤・詐欺による退職届の取り消しの有効性
「一身上の都合で退職届を書かなければ解雇になる」と錯誤し、退職届を書いてしまいました。
錯誤、詐欺による退職届の取り消しを主張したいです。
ハッキリと「解雇」と言われたわけではなく「試用期間で満了」という言われ方でした。ですが、試用期間満了後の本採用拒否は解雇だと主張していきたいです。
①解雇事由が存在しないにも関わらず、退職届を書かないと、解雇になると騙されて、錯誤した。
②「同意できないとかいう話では無い」と言われ、退職勧奨に同意をしない権限がないのだと騙されて、錯誤した。
③退職届を出され「確認するため『だけ』の書類」「重要じゃない」「こだわらなくていい」と言われ、重要じゃないのだと騙されて、錯誤した。
④試用期間で満了の場合も退職届を書く必要があるのだと騙されて、錯誤した。
上記の状況で、退職届の取り消しを主張していきたいのですが、取り消しになる見込みは有るのでしょうか?
会社とのやりとりの録音データがあります。
最後に、解雇事由が存在せず不当解雇だとなった場合、錯誤による退職届の取り消しはスムーズにいくのでしょうか?
錯誤等を理由に退職の意思表示の取消しを主張するのであれば、退職の意思表示をした際の状況が重要となります。
会社との録音データがあるのであれば、相談を受けた弁護士としても、それを聞いた上で、判断することになろうかと思います。
この掲示板の守備範囲を超えているので、録音を持参の上(又は録音内容を文字起こしした上で)、お住まいの地域の弁護士に直接相談し、適切なアドバイス受けられるとよろしいかと思います。
①~④の点が録音データにより証明できれば退職届の取消が認められる可能性はあると思います。
内容を聞かないと判断できないため、一度直接弁護士に相談するべきでしょう。