離婚後 子供との面会 再婚

2年半前に元夫と離婚をしました。
当時、元夫の不貞行為や飲酒時のDVなどを理由に離婚しました。
ある日の飲酒して帰宅後のDVの現場に、当時0歳の息子が居合わせてしまい、110番をしそのまま元夫が逮捕拘留されたことをきっかけにそこから面会することなく相手側のご両親、弁護士を介して離婚を成立させました。
離婚協議書により慰謝料は一括で支払われ、毎月3万円の養育費は気まぐれに振り込まれ、額でいうと総額は約束の半分にも満たないのが現状です。

当時、離婚協議書では年2回程度の面会が記載されていましたが、コロナ禍や、相手の多量の飲酒が伴う生活が続いていることを理由に離婚後約1年後に一度しか面会をしていません。

息子には父親の認識や記憶がなく、元夫の生活環境も整わないままなので、できればこのまま会わずに(せめて息子が未成年の間は)過ごしたいと思っています。

離婚直後は元夫も現実を受け入れられないこともあったのか、連絡や嫌がらせをしてきたこともありました。
気まぐれに連絡がきたり、突然の面会の要求や私の最近の生活の様子を探ってきたりされることがとても負担です。

当時0歳だった息子が3歳になり、私にも将来を考える彼ができ、息子との関係も良好です。
彼とのことを知ったり、私達が落ち着いて幸せに暮らしていることを知れば嫌がらせや攻撃をしてくるのではないかという不安もあります。

非常識で攻撃的な面があるため、あまり刺激はしたくないのですが、今後関わらないよう書面を交わすことや、事前に今の生活を守るためにできることはないでしょうか?

父子の関係性も重々承知なのですが、
息子の生活環境も整い落ち着いて生活ができているので、できれば現状も飲酒量が多く精神面も不安定な元夫には会わせることなく穏やかに過ごさせたいです。

>110番をしそのまま元夫が逮捕拘留されたことをきっかけにそこから面会することなく相手側のご両親、弁護士を介して離婚を成立させました。
→ このような状況下で離婚協議書を締結したこともあり、協議書の内容が生活の実態と整合していない可能性があるかと思います。
 合意をし直す方法もありますが、合意はあくまで協議を行うことを前提としており、今後一切関わらないというような内容の合意をし直すことは、相手方の性格等を踏まえると難しい側面があるかと思います(協議をもった際、今よりご負担の多い要望をしてくる可能性もあるかと思います)。また、父子交流を一切否定するような合意は有効性を問題とされる可能性もあります。

>事前に今の生活を守るためにできることはないでしょうか?

→ 将来を考える彼ができたとのことですが、その方との再婚やお子様の養子縁組を検討されるのも一つの選択肢かと思います。再婚しただけでは、その方とお子様には法的な親子関係は生じませんが、お子様が養子縁組されれば、その方とお子様とは法律上も親子関係が生じます。
 また、元夫から面会交流の話が出て来た際は、上記のとおり、離婚協議書が生活の実態と合っていないことを踏まえ、裁判所での面会交流調停を通じて取り決めをし直す方法もあるかと思います(その際、将来を考えている彼との再婚やお子様の養子縁組をしている場合には、その生活の安定への配慮を求めて行くことが考えられます)。

現時点では面会を拒否し、相手方の出方を待つということが考えられるでしょう。

確かに離婚協議書に記載はありますが、離婚の原因がDVにあったこと、息子が現在の再婚相手(予定)に馴染んでいることからすれば相手方が面会交流の調停を申し立ててもなお裁判所が面会交流を認めないという判断はありうると思います。

むしろ書面の取り決めをしばらくせずにあえて放置してしまうというのは選択肢として考えてもいいと思います。

あなたが離婚協議書に書いた面会交流の取り決めについても裁判所での取り決めでなければ執行(間接強制)をすることはできません。
その意味でも無視する、という対応によって今後の進行を考えるといいと思います。
現時点から弁護士に相談するのもアリだと思います。