過去に払っていない地代について
夫は会社経営をしていました。会社の土地は、夫と母の名義です。
母には地代を払っていませんが、その代わりに、会社と母の家の固定資産税は、夫が払っていました。
先日、夫が亡くなったので、私が代表になり、会社を続けることになりました。
夫の弟から、今まで払っていなかった地代を、過去の分も含めて、支払うように言われました。
これからの分を払うことには了承しましたが、過去の分に関しては納得できません。
母(認知症)と夫で、どういう取り交わしがあったのかは、わかりませんが…
たぶん、母も生活には困っていないし、父の会社を引き継いだ会社なので、何も考えていなかったと思います。
地代は時効が5年なので、その分を払う義務があるのでしょうか?
そもそも、①会社の建物が所在していた土地(夫と母の共有名義)の使用関係がどのような契約関係であったのか、②仮に賃貸借契約の関係であった場合、地代に関しどのような合意があったのか(地代はいくらだったのか)、③未払の地代があったとして、消滅時効により支払義務を負わないのではないかという問題があるかと思います。
「母には地代を払っていませんが、その代わりに、会社と母の家の固定資産税は、夫が払っていました。」という事情があるようですが、固定資産税の金額、納付経緯、ご主人が亡くなるまでの土地の使用状況等によっては、賃貸借契約だとしても地代は既に支払済みと評価される可能性もあるかもしれません。
また、仮に賃貸借契約が成立しており、未払地代が生じていたとしても、時効期間が過ぎた部分については、消滅時効を援用することにより、地代の支払義務を免れる可能性があります。
いずれにしても、関係資料一式を持参の上、一度、弁護士に直接相談し、適切なアドバイスを受けてみることをご検討下さい。
母親が生存中であるならば、少なくとも夫の弟は相続人とならない可能性があります。
あなたと亡くなってしまった夫の間にお子さんはいらっしゃいますか?
相続人で判断していく話でしょうからいわば相続の部外者が話をする問題ではないように思います。
まずは、弁護士にあなたの状況を詳しく説明して、今後について対応を協議していくのがいいでしょう。
少なくともあなただけで対処するのはやめた方がいいと思います。
ご回答、ありがとうございます。
弁護士さんに相談しなければ、確かなことは分かりませんね。そうします。