窃盗罪で取り調べが終わったあとの対応について教えてください。(高校生17才、自転車窃盗初犯)

高校生になる子供(17才)が自転車窃盗罪(初犯)で警察にお世話になってしまいました。
自分の自転車と間違えて他人の自転車に乗り、その自転車にチェーンロックをかけておいたところ、本来の持ち主から警察に連絡があり、窃盗罪になってしまったという経緯です。(自分の自転車にチェーンロックをかけ忘れていて、相手方のロックもかかっていない状態でした。)
4回ほど出頭し取り調べをうけ、一応のところこれで終わります、とのことでした。
取り調べはあいまい供述などがあり、長引いてしまったようです。
今後は検察に書類を送り、学校へ連絡をするとのことで、また被害者との示談については、「被害者側の方の連絡先などは個人情報で教えられないが、被害者から要望があれば連絡はします。警察は間に入れないのでご了承ください」とのことでした。
相手方も未成年のようで、親御さんがご立腹です、との情報もいただいています。
今後の流れなどよくわからずネットで調べると、「初動が大事です、弁護士に依頼しましょう」とあったので無料相談などを使い複数問い合わせてみましたが「未成年で初犯の自転車窃盗は一番低いレベルの犯罪で前科はつくことは極めて稀なので素直に謝ったほうがいいです。学校への連絡などは学校と警察の連携によってされる場合があります。弁護士ができることはあまりありませんね」との回答でした。
間違えて乗ったとはいえ事実だけを見ると窃盗罪になるのは、いろいろな無料相談や説明、情報を見て理解しています。親としては納得できないところもありますが、これは受け入れるしかないと思っています。
退学になるかもしれない心配、相手方との示談など何をどうすればよいのかわからない状態で私も子供も不安でいっぱいです。
このような流れの場合、今後の対処はどのようにすればよいのでしょうか。

検察庁に事件が送致された後、検察庁から家庭裁判所に事件が送致されます。そして、家庭裁判所では家庭裁判所調査官による調査や審判官による審判が行われます。

検察庁や家庭裁判所に送致された後などに、検察官や家庭裁判所調査官などから被害者との示談や被害賠償について意向や進捗を確認されることがあります。

弁護士を代理人に選任し、被害者との示談交渉に積極的あたってもらう方法もありますが、仮に、弁護士を代理人に付けない場合でも、上記の意向確認などの際に、謝罪や被害弁償の意向を伝えることは可能かと思います。

一定の調査が行われる事案かと思いますが、家庭裁判所では不処分や保護観察処分に留まる可能性が高いかと思います。

また、今回の件で、仮に高校により退学処分とされた場合、高校の処分は重過ぎて無効となる可能性があります。そのような重い処分がされた場合には、弁護士に相談し、対応を仰いで下さい。

ご心配になり過ぎる必要はないでしょう。

今更ですが、もっと早い段階での相談であれば、間違って乗ってしまったということを前提に窃盗罪はそもそも成立しないという方向で検討もできたかなと思います。

ひとまず現時点から、相手方と示談するために弁護士を入れるという対応をしてもいいでしょう。

清水 卓様
迅速なご回答、誠にありがとうございます。
現段階では検察官・家庭裁判所調査官等からの連絡待ち状態になるということですね。子供は交番へ連行された当初から、相手方へ謝罪したいと言っていましたが、やはり個人情報の観点から相手情報を教えることはできないと警察からいわれていました。
謝罪する機会があるということは安心材料になります。
不処分や保護観察処分になる可能性はあるとのことで一安心しました。
高校は停学は免れないと思いますが、それはそれで、他人様のものを間違えたとはいえしっかりと確認せずに乗ってしまったことは反省するべきところなので仕方ないと思っています。
もし、退学処分になるようでしたら、改めて弁護士さんへ対応をお願いしたいと思います。
ありがとうございました。

匿名A様
迅速なご回答、ありがとうございます。
警察から連絡があり、子供を迎えに行った時点で複数の弁護士事務所のほうへ相談はしてみましたが、質問内容の通り、取り合ってもらえる状態ではありませんでした。ココナラのQAがあることは今回投稿時初めて知ったこともあり、私の検索能力の低さにショックを隠し切れません。
間違って乗ってしまったことが前提でも窃盗罪は成立するんだ、と警察で言われたと子供も言っており、私も、警察や相談した弁護士事務所もそういうなら仕方ないものだと思っておりました。
もっと早くこのサイトに出会っていればと後悔しております。
今後改めて弁護士さんへ対応をお願いしたいと思います。
ご回答いただき、ありがとうございました。