金銭貸し借りに必要な書類とは、、
お付き合いしている人が会社の経営者で、社員の持ち逃げにあいお金に困っていると聞かされ、お金を貸して欲しいと言われています。
裁判を起こしてお金が返ってくるまでの間と言うことです。裁判には時間がかかるのも承知です。
普通なら金銭が絡むお付き合いはしたくないのですし、自転車操業の会社なので返してもらえるのか不安ですが、
彼からは、もし貸してもらえるなら株の譲渡と公正証書を作成するとは言われていますがは効力ありますか?調べてみると財産もない返済能力がない会社からは返済してもらえないとあり、、
何の書類があれば確実に返してもらえるのでしょうか。
貸さないのが一番なのですが、助けてあげたく。ただ金額が大きいので返してもらえないと困ってしまいまうので、何か対策があれば教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
私見です。
拒否されたほうが賢明です。
確実な返済方法はありません。
いずれ、最悪のトラブルになる可能性があります。
かりに貸すなら、連帯保証人を二人付けることです。
それでも、トラブルになるでしょうから、あげるつもりで
貸すことですね。
株の譲渡をされたところで、その会社が倒産したら単なる紙ペラです。
相手の親が連帯保証人になったり、法人ではなく、お付き合いしている人が保証人となるなど、会社が潰れたとしても第二次的に支払いを求めることができるようにしておくことが必要です。
特に不動産に担保をつけることができるのであれば抵当権の設定をするなど、相手や相手の親がもつ土地建物を担保としましょう。
なお、確実に回収できるという方法は世の中にはありません。
そのような方法があるならば我々が知りたいです。
銀行ですら不動産に担保をつけるのが関の山です。
貸した後に返ってこないことが不安ならば貸さないのが1番です。
お金を貸して返さないというトラブルはごまんとあります。
借用書があってもなくても、相手にお金がなければ取り戻すことができません。
ましてや、親や親族にお金を借りずにあなたにお金を借りるということは、付き合っている人の周りはお金を持っていないのでしょう。
もしもお金を持っているのであれば、そちらに頼るからです。
そうだとするとあなたが貸した後に担保となる物やお金はないと見るべきです。
あなたが泣き寝入りすることにならないようにするには貸さないのが1番です。
付き合っている人にはちゃんと銀行などから借りてもらうようにしてもらいましょう。
助けたいというのであれば貸してもいいと思いますが、お金が返ってこないリスクはかなり高いと思います。
すでにアドバイスがありますが、あげたものと考えたほうがいいでしょう。
返ってきたらラッキーです。
お二人のご丁寧な回答ありがとうございました。
公正証書はいかがでしょうか?
公正証書も返ってこなかったときに強制執行できるだけで、執行の対象となる財産がなければ一緒です。
古来から金貸しが何を考えるかというと、どこに返せるアテがあるか、原資が存在するか、金貸しが信用できるような担保があるかということです。
銀行は潰れそうなところに貸しはしません。
それが経済合理的な判断だからです。
もしも貸すのであればそれは再建案がかなり具体的かつ実現可能なときくらいです。
どうしても貸したいなら貸せばいいと思いますし、先に述べたようにあげたつもりで貸す必要、つまり、泣き寝入りする覚悟があるかということです。
そこまでの覚悟があるなら貸せばいいと思いますし、そうでないなら貸さないという選択をすべきです。
それでお金を貸して返ってこなかったとしても、それは返せる見込みがない人であるにもかかわらずあなたが貸してしまっただけということです。
会社が潰れたとしても死ぬわけではありません。
破産手続をしてやり直しをすればいいだけです。
ご丁寧にありがとうございました!