詐欺で訴えられる?孫と祖父母の金銭トラブル

下記、拙い文章で恐縮ですが状況説明致します。
大学時代、祖父母から生活費として毎月20万前後の仕送りを頂いていました。仕送りを頂くたびに、電話をしたり直接会ったりしていましたが、その際に会話の中で公務員になって欲しいという要望を毎回伝えられていました。私自身も就職の際に公務員は視野に入れていたので、検討しているという旨は伝え独学ではありますが勉強していました。しかし、学年が上がるにつれ民間企業へ就職したいという思いが強くなり、その旨を伝えると否定され、公務員にしなさいと言われました。その後も何回か自分の意思を伝えましたが頭ごなしに否定されていました。祖父母が理想とするキャリアを選択するかそれとも自分のやりたいことを選択するか卒業時まで迷いましたが最終的に事業会社に決め就職致しました。しかし、卒業時、就職先の報告を祖父母に対しする際に、公務員に就職したと嘘をついてしまいました。期待に裏切ること、結果的に悲しませることになってしまうことが怖くて正直に言えませんでした。ついても良い嘘もあると都合良く解釈していたという理由でもあります。しかし、自分自身後ろめたさもあったため、約1年後、実は事業会社に就職していたということを伝えました。号泣されました。この上で、懸念している点として下記です。
 民事訴訟で詐欺事由として訴えること可能かという点です。また訴えられた場合、どちらに勝敗が上がる可能性が高いのかも知りたいです。
 振り返ってみると、当初は、私の生活援助として頂いていた仕送りも、公務員になって欲しいために援助して下さっていたのかもしれません。一人暮らしをしていましたが、十分過ぎる仕送りを頂いていました。しかし、最終的に公務員に就職をせず、さらには就職先の報告で嘘をついてしまったため、貸付では無く贈与という形で頂いていましたが詐欺を理由に訴えられるのではないかと不安に感じています。

祖父母からの学生時代の仕送りは贈与と認定される可能性があると思われます。その場合、祖父母に返還請求権はなく、事後的に就職後の報告として公務員になったという真実とは異なる説明をしていたとしても、詐欺罪に問うことは難しいと思われます。
 祖父母があなたにそれだけの仕送りを続けてくれたのは、あなたに対する愛情からだと思われます(公務員になる期待という一事情のみではなく、孫としてのあなたへの愛情に基づくものと思われます)。時間がかかる話かもしれませんが、あなたが選択した仕事での活躍やこれまでの感謝の気持ち等を祖父母に根気強く伝えていき、祖父母との関係が雪解けを迎えることを祈念致します。